2005年10月17日

政治家と日本語 #

【495】
政治家と日本語 #
 岡島昭浩
 - 04/10/24(日) 12:12 -
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政治家と日本語の後を受け継ぐスレッドが立っていなかったので、なにか新たに立てるべきか、はたまた別話題で(誤解を避ける言い方?)書くか、迷ったのですが、「政治家と日本語」にしました。日本語の問題ではなく、認識の問題なのですが。

昨夜、1900すぎ、防災担当大臣の会見を聞いて、耳を疑いました。耳を疑ったままで、まだ確認出来ていなくて、私の誤解かもしれないのですが、書き付けます。
記者 人的災害は?
大臣 怪我人はない、という情報が入っています。
記者 土砂崩れで生き埋め、という報もありますが……
大臣 現在、調査中(あるいは情報収集中)です。
「〈ないという情報〉がある」ということを発言する意図は何なのでしょうか。〈ないという情報〉が山ほど有っても、〈あるという情報〉が到来すれば消え去ってしまうものだ(デマでなければ)、という認識が、「防災担当」大臣にない、というのは恐ろしいことです。

私の誤解であることを切に祈ります。

いずれ、大臣記者会見要旨に載るでしょうか。多分、「情報収集中」という風にしか載らないでしょうね。


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