2005年10月17日

歌謡曲のことば

【35】
歌謡曲のことば
 Yeemar
 - 04/5/4(火) 3:23 -
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紅白で目についたことば
で、歌謡曲の「なりゃこそ」について話が出ました。

「なりゃこそ」ではありませんが、「いりゃこそ」ならば

松山恵子「お別れ公衆電話」(1959)
 ・好きでないなら 何でもないわ
  好きでいりゃこそ 苦しくなるの
ディック・ミネ「雨の酒場で」
 ・飲みほす君の 悲しみを
  知っていりゃこそ とめるのさ

ふつうの文章にはあまり出てこないようです。時代小説などにはあり。

なお、今までに出ているのは:
天童よしみ「あんたの花道」
 ・女房なりゃこそ 掛け声 ひとつ
フランク永井「大阪ぐらし」
 ・娘なりゃこそ 意地かけまする
 ・おなごなりゃこそ 願かけまする
(参考 京都・大阪の盆歌「おんごく」
 ・天満なりゃこそ 市立てまする
 ・丁稚なりゃこそ 庭掃きまする)
音丸「船頭可愛や」
 ・独りなりゃこそ/枕もぬれる
田端義夫「別れ船」
 ・さようならよの 一言は/男なりゃこそ 強く言う
霧島昇「旅役者の唄」
 ・役者なりゃこそ 旅から旅へ



【38】
りゃこそ
 岡島昭浩
 - 04/5/5(水) 10:51 -
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夫婦宿
 歌:北原由紀 作詞:賀川幸星 作曲:賀川幸星
生きていりゃこそ 明日があるさ
1988

ありがとうおまえ
 歌:殿さまキングス 作詞:岸本健介 作曲:岸本健介
おまえ支えて くれりゃこそ
1988

人生峠
 歌:村田英雄 作詞:宮原哲夫 作曲:小松原てるを
おまえいりゃこそ この俺も
耐えてしのんだ いばら道
1979

嫁ぐ日よ
 歌:村田英雄 作詞:二階堂伸 作曲:市川昭介
夢がありゃこそ 祝いの唄は
声にならない 淋しさよ
1988

男なりゃこそ笑って捨てた/恋よ情よ思い出よ(男の涙)
と、『講座日本語の語彙11』「人情」にあり。

筒井康隆「乗越駅の刑罰」
初老の駅員 (客の顔の上で鍋を傾け、煮えくり返ったスープを飲まぜながら、念仏調の抑揚をつけて喋り続ける)飲みこんで。飲みこんで。熱いだろうが飲みこんで。よく味わって飲みこんで。熱いからこそうまいんだ。熱いけれども我慢して。我慢すりゃこそうまいんだ。

かわいけりゃこそ神田からかよふ、にくて神田からかよわりょか、
(おまんが飴売りの文句)
鶴峯戊申『語学新書』にも引用さる。『国語学大系1』296頁

かあいけりゃこそ、傘(からかさ)小骨の数ほど通うた、なぜにとどかぬわしが胸
(かわいそ節の一例)

 ある鴬の鳴くを聽けば
春がくりやこそ        身を倒しまに
法と法華經で        憂身をやつす
(漱石 俳体詩)

上方落語にもあるようです。
親父「オモシロソーニテ オモシロケリャコソ ヨンデンネン」
『二十世紀初頭大阪口語の実態』162頁「浮世床」(松鶴)



【41】
Re:りゃこそ
 Yeemar
 - 04/5/5(水) 14:59 -
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広範囲ですね。おそれいりました。

かわいそ節の出典は何でしょうか。「漱石 俳体詩」は、もしかすると漱石全集から採られたものでしょうか。

「りゃこそ」では、

「ひばりの佐渡情話」美空ひばり(1962)に
 ・波に追われる 鴎さえ/恋をすりゃこそ 二羽で飛ぶ

とありました。



【47】
Re:りゃこそ
 岡島昭浩
 - 04/5/5(水) 18:48 -
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▼Yeemarさん:
>かわいそ節の出典は何でしょうか。


恥ずかしながら、日本国語大辞典の「かわいそ節」の項です。

>「漱石 俳体詩」は、もしかすると漱石全集から採られたものでしょうか。


恥ずかしながら、出典不明です。直接の出典は、
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/jal_ftp2.htm
から獲得できていた
souseki.lzh
ですが、今は行方不明のファイルなのですね。
なんとかしないといけません。



【475】
Re:歌謡曲のことば―りょか
 Yeemar
 - 04/10/17(日) 6:17 -
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「忘らりょか」などというときの「(ら)りょか」(←(ら)れうか、(ら)れようか)は、歌謡曲に散見しますが、なぜか「忘る」に付くことが多いのが不思議です。思うに、

日比繁治郎作詞・筑波久仁子歌「道頓堀行進曲」(1928)に
・なんでカフェーが/忘らりょか
・道頓堀が 忘らりょか
とある「忘らりょか」が一般化したためでしょうか。

「(ら)りょか」はその後、

佐伯孝夫作詞・児玉好雄歌「無情の夢」(1935年)に
・なんで忘りょう/忘らりょか
・なんで生きよう/生きらりょか
今中楓溪作詞・東海林太郎歌「野崎小唄」(1935年)に
お願{がん}かけようか/うたりょか滝に
藪内喜一郎作詞「露営の歌」(1937年)に
・手柄たてずに 死なりょうか
・天皇陛下万歳と/残した声が 忘らりょか
西條八十作詞・渡辺はま子歌/「支那の夜」(1938年)に
・ああ 別れても 忘らりょか
佐藤惣之助作詞・霧島昇 二葉あき子歌「新妻鏡」(1940年)に
愛の揺藍{ゆりかご} 花の籠/なんで嵐に あてらりょう
佐伯孝夫作詞・渡辺はま子歌「桑港{サンフランシスコ}のチャイナタウン」(昭和25年)に
・忘らりょか 忘らりょか/蘭麝{らんじゃ}のかおり
などとあり、さらには小林旭、ザ・ドリフターズの歌った「ズンドコ節」(成立はもっと古いか?)の
ホームのかげで泣いていた 可愛いあの子が忘らりょか
に至るのではないかと思います。ほかにもありそうですね。

推量の助動詞を「う」と記した例は古く、11世紀には見えているようですが、一般化したのは中世ごろでしょうか。しかし「りょか」のように短く言う語法はもっとおそい時代の韻文の中で生まれたのではないでしょうか。たとえば歌謡・松の葉(1703)に
憎か打たりよか、やつこりや/\/\
とあるなど、江戸時代には多そうです。



【630】
紅白で目についたことば #
 Yeemar
 - 05/1/3(月) 7:06 -
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新年おめでとうございます。

この書き込みは「歌謡曲のことば」のスレッドの内ですが、
 紅白で目についたことば
の続きでもあります。

今年も、恒例?の「紅白の字幕で目についたことば」です。以前は、常用漢字外の字というだけでもなるべくメモしていましたが、今回は必ずしも積極的にはメモしませんでした。


〔第1部〕
◎上戸彩「愛のために。」
・タイトルに句点
◎TOKIO「自分のために」
 「終わらない詩{うた}唄{うた}おう」〔用字〕
◎モーニング娘。・W「2004年 愛・涙・キッス紅白スペシャル」
(愛あらば IT'S ALL RIGHT)
・タイトルが文語「愛あらば」(恒常条件なら「あれば」とすべきか)
 「感謝がみなぎる」〔意味、「みなぎる」は「勢い・力」などに使うか〕
(ロボキッス)
 「やばい あいつは YES MAN」〔俗語〕
 「好き好きっす ロボットだっても」〔古風?〕
◎w-inds.「四季」
 「磁石みたく 理由{わけ}もなく」〔俗語/用字〕
◎aiko「花風」
・タイトル「花風」は古典語を発掘して使う?
◎川中美幸「おもろい女」
 「うちはほんまに あゝおもろい女」〔繰り返し符号〕
◎EXILE「Carry On」
 「失くしちゃいけない夢がある」〔ルビなし〕
 「投げ出す日々があっても…」〔句点〕
 「いつも乗り越えて来た」〔句点〕
 「いつも 輝く未来{あした}が待っている」〔用字〕
 「云{い}い聞かせてゆこう」〔用字〕
 「失くさずに らしく進もう!」〔ルビなし/助動詞の単独用法〕
◎後藤真希&松浦亜弥「冬の童謡〜メリークリスマス&ハッピーニュー2005年〜」
(風も雪も友達だ)
 「ふけよ風 つめたかないぞ」〔縮約(←つめたくは)〕
◎nobodyknows+「ココロオドル」
 「のってきな的な言葉が出てきた」〔句につく「的」〕
 「つかねぇ やっぱ 気付いたんだ100%{パー}」〔俗語、縮約(←というかねえ)(←パーセント)〕
 「あみ出す つうか 勝手」〔俗語、縮約(←というか)〕
 「揺らす Body Rock 増々」〔表記(←ますます)〕
 「いてもたってもいらんない 心だけじゃ/収まんないぜ Day and Night Shake a body」〔音便(←いられない)(←収まらない)〕
◎美川憲一「納沙布みれん」
 「凍{い}てつく風が 哭{な}く海鳴りが」〔用字〕
 「想{おも}いださせる 納沙布みれん」〔用字〕
 「もいちど逢{あ}いたい 抱かれたい」〔用字〕
 「待ってみましょか 納沙布みれん」〔縮約(←みましょうか)〕
◎Every Little Thing「恋文」
 「青い空の下 何を想{おも}い、」〔用字/読点〕
 「ひとつふたつと目を瞑{つむ}って」〔用字〕
 「指折り数えた 愛{いと}しき日々…」〔用字〕
 「一瞬一瞬の美しさを」〔読点〕
 「想い続けられたら」〔用字〕
 「また同じだけ 笑えるよう
 君と僕とまた
 笑いあえるように…」〔読点〕
◎ORANGE RANGE「ロコローション」
・タイトル「ロコローション」は造語?(locomotion + lotion?)
 「クモンベイベ DO THE ロコモーション」〔訛った英語のカタカナ書き(←c'mon baby)〕
 「どう魅{み}せたい? SHOW TIME/
 招待! 夏の大サマーセール!」〔用字/重言〕
◎島谷ひとみ「ANGELUS―アンジェラス―」
 「祈りのようににつたう」〔拡張新字体〕
 「未来へたどりつく ANGELUS」〔アルファベット表記でも
 「アン|ジェ|ラ|ス」と4音節で発音〕
 「情熱の破片{かけら}を手にして」〔用字〕
◎中村美律子「河内おとこ節」
 「生きのいゝのが 売りもんや」〔おどり字〕
 「こゝが男の 舞台なら」〔おどり字〕
 「後は腕づく 腕しだい」〔仮名遣い許容(←→腕ずく)〕
 「坂田三吉 物語り/派手な掛声{かけごえ}頂いて」〔送り仮名
(動詞の「物語る」?)〕
◎布施明「MY WAY」
 「今 思えば楽しい想{おも}い出よ」〔用字〕
◎前川清「そして神戸」
 「捨てられた我身{わがみ}が みじめになるだけ」〔送り仮名〕
 「{め}についた名もない 花を踏みにじる」〔用字〕
 「誰か うまい 嘘{うそ}のつける」〔拡張新字体〕
◎夏川りみ「涙そうそう」
 「想{おも}い出遠くあせても」〔用字〕


〔第2部〕
◎平原綾香「Jupiter」
 「この宇宙{そら}の御胸{みむね}に抱かれて」〔用字〕
 「自分を信じて あげられないこと」〔待遇、あげる・やる〕
◎大塚愛「さくらんぼ」
 「やっぱ実感するね」〔俗語〕
 「中実{なかみ}がいっぱいつまった」〔用字〕
 「隣どおし あなたとあたし さくらんぼ」〔仮名遣い(←どうし)〕
◎イ・ジョンヒョン「Heaven 2004」
(ワ―come on―)
(日本語詞/H.U.B. ムン・サンウォン キム・ヨンギ)
 「離れてあえなくなるなら」〔漢字書きの助動詞〕
◎Ryu「最初から今まで」(訳詞者不明)
 「僕の心を掴{つか}んでいる 君のすべてを」〔拡張新字体〕
 「僕が笑いたいたびに/君は僕を泣かせてしまう」〔「たい」と「た
び」の共起は特異〕
 「君に逢いたいたびに/僕はこんなふうに壊れてしまう」〔「たい」と
 「たび」の共起は特異〕
◎藤あや子「雪荒野」
 「卍{まんじ}ともえに 降る雪が」〔三省堂国語辞典「まんじともえと」〕
 「身八口{みやつくち}から 忍び込む」〔服飾〕
 「追って行きたい 行かない」〔可能の「れる」〕
 「トンカラリ トンカラリ」〔機を織るオノマトペ(隣組にあらず)〕
 「小千谷{おじや}ちぢみ 命がやせる」〔仮名遣い(←おぢや)〕
◎長山洋子「じょんから女節」
 「離れられない 男{ひと}がいる」〔用字〕
◎細川たかし「下北漁歌」(歌の舞台は下北大間崎)
 「時化{しけ}には勝てない ヤン衆カモメ」〔めずらしい語〕
 「嬉{うれ}しがるのは お白粧{しろい}カモメ」〔用字(「白粉」とせず)〕
 「それも イッチャナ」〔青森または北海道方言?「いいよね」? 宮崎方言にも似る〕
 「歌で中〆{なかじめ} 浜の酒場は 演歌節」〔漢字として使われる「〆」〕
◎松平健「マツケンサンバ II」
 「灼{や}けた素肌 肩を抱いて」〔用字〕
◎一青窈「ハナミズキ」
 「君と好きな人が百年続きますように」〔句点〕
◎ゆず「栄光の架橋」
 「誰にも見せない泪{なみだ}があった」〔用字〕
 「あの時想{おも}い描いた夢の途中に今も」〔用字〕
 「辿{たど}り着いた今がある」〔拡張新字体〕
◎中島美嘉「朧月夜〜祈り」
 「見わたす山の端{は} 霞{かすみ}ふかし」〔句点〕
 「春風そよふく 空を見れば」〔読点〕
 「夕月かかりて におい淡し」〔句点〕
 「遥{はる}か 遥か 遠い未来に」〔拡張新字体〕
◎さだまさし「遙かなるクリスマス 紅白歌合戦バージョン」
・タイトル「遙」は正字体
 「尤{もっと}も僕らはやがて自分の子供を」〔副詞に漢字〕
◎森進一「さらば青春の影よ」
 「正解{こたえ}は今も 分からないけれど」〔用字〕
◎坂本冬美「播磨の渡り鳥」
 「噂{うわさ}追いかけ 紅緒笠{べにおがさ}」〔拡張新字体〕
 「逢{あ}える 逢えない」〔拡張新字体〕
 「思案したとて 一天地六 チョイト」〔一の裏は必ず六である。悪い後には良いことがあ
るたとえ

◎北島三郎「峠」
 「先を見上げりゃ まだ中半{なかば}」〔用字〕
 「男なりゃこそ 他人{ひと}より重い」〔古風/用字〕
◎石川さゆり「一葉恋歌」
 「ぼんやりと紅灯{あんどん}ながめ 文綴{つづ}る」〔用字〕
 「その身体{からだ} 任せてくれと」〔用字〕
◎氷川きよし「番場の忠太郎」
 「顔も知らねえ 瞼{まぶた}の母に/もしも遭えたら 話しのつぎ穂」〔用字(「会え・逢え」でない)/送り仮名(「話」でない)〕
 「二束三文 草鞋{わらじ}の紐{ひも}も/いちどこじれりゃ
捨てるだけ」〔「こじれる」を具体物に用いる例〕
◎五木ひろし「雪燃えて」
 「細雪{ゆき}螢{ほたる}を 縺{もつ}れて追いかける」〔用字/正字体〕
 「指先寒かろと そっと噛{か}む」〔拡張新字体〕
 「たとえ九十九{つづら}谷 ふたり堕{お}ちても」〔めずらしい語「九十九谷」は「つづら折の谷」?/用字〕
 「風哭{な}いて ひゅるひゅると」〔用字〕
 「いのちの結晶{かけら}を 重ねたままで」〔用字〕
◎小林幸子「雪椿」
 「背{せな}をかがめて 微笑{ほほえ}み返す」〔詩語〕



【632】
Re:紅白で目についたことば #
 岡島昭浩
 - 05/1/4(火) 1:02 -
----
▼Yeemarさん:

>◎坂本冬美「播磨の渡り鳥」
> 「思案したとて 一天地六 チョイト」


これは、私も気になりました。なぜ「天一地六」ではないのだろう、と。阿川弘之「南蛮菓子」には、
 云うまでもなく丁半賭博は普通二つ賽で、大肌脱ぎになった壷振りが、
「先天一地六表三合|跡《とも》云々」と唱えて、一つは「一」を上に、一つは「六」を上に、手前に「三」を揃え、向うに「四」を揃え、外側がそれぞれ「五」で、「二」を内側に挾むようにして二つの賽を合せ、それから籐で出来たある種の椀の形をした壷の中へこれを収めて、よく振って場に伏せるのである。
とありました。

サイコロは船旅とも関係するようですが、この歌もそうなのでしょうか。平凡社の『日本民俗語彙』「ゴシンオイレル」にも、
山口縣の周防大島では、船の神は博奕が好きなので賽二つに銭十二文(閨年は十三文)、大夫すなわち形代《かたしろ》が二人、これをオタマシまたはゴシンと稱して、船大工が、
 天一地六おもて見あわし ともし
 あわせ オモカジごてごて
と唱えながら後向きに入れ、次いでムラグミが盃を船靈様にさすという。(海の生活誌)
とありますし、落語の「へっつい幽霊」にも見えるようです。


『日本国語大辞典』でも、洒落本の「一天地六……」をあげるなど、そちらのほうが多いようではあるのですが、「天一地六」もあるということのご報告まで。



【635】
Re:紅白で目についたことば #
 道浦俊彦
 - 05/1/4(火) 21:43 -
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すごい!・・・あ、あけましておめでとうございます。
私が気づいたのは、大塚愛の「中実」という用字だけでした・・・。
皆様、今年もよろしくお願いします。



【640】
Re:紅白で目についたことば #
 Yeemar
 - 05/1/5(水) 13:45 -
----
このほか、

◎Gackt「君に逢いたくて」
 「いつもつないだ手は温かかった」

を「あたたかった」と歌っていました。重音脱落(同音脱落)の例です。歌で言い損なうはずもないので、歌詞と実際の歌とが異なっているのでしょう。

同様の例、紅白では1997年に

◎堀内孝雄「愛しき日々」(小椋佳作詞) かたくなまでの

があったことは岡島さんが指摘されています。


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