2005年10月17日

僕とおれとわたしと… #

【459】
僕とおれとわたしと… #
 Yeemar
 - 04/10/12(火) 7:51 -
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僕とおれとわたしとどうちがうんでしょうか。
の続きです。

「あなた」と「君」の混ざっている歌はほかに西條八十作詞・神楽坂はん子歌「こんな私じゃなかったに」(1952年)。
ひろい世界に ただひとり/なぜにあなたが こう可愛/の寝顔に 頬あてて/女ごころの しのび泣き/こんな私じゃなかったに




【760】
Re:僕とおれとわたしと… #
 岡島昭浩
 - 05/3/11(金) 1:03 -
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旧会議室で、沢木耕太郎「ワシの研究」と丸谷才一氏によって書かれていたのは、「奇妙なワシ」(『バーボン・ストリート』新潮社、1984)であることがわかりました。

金水敏「わしは役割語を研究しておるのじゃ」(『文藝春秋特別版 言葉の力』平成17.3.15)に引用されていたからです。



【764】
Re:僕とおれとわたしと… #
 岡島昭浩
 - 05/3/19(土) 3:09 -
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池辺良『オレとボク 戦地にて』(中公文庫)は、何故、この題名なのか、よくわかりません。

「貴様、地方語なんかつかうな」
(中略)
「地方語って、なんですか」
と訊いたら、
「地方語ってのは、地方語だ。非国民だぞ」
(中略)
「非国民とはなんだ、僕のどこが非国民だ」
と、中腹《ちゅうっぱら》で言ったら、
「僕というのが地方語だ」
ときた。(P19-20)

という部分はあるのですが……
なお、「地方語」の「地方」は「非軍隊」のこと。




この記事へのコメント
「奇妙なワシ」は『おすもうさんのおしり』福武文庫にも収録されていて、読むことが出来ました。
Posted by 岡島昭浩 at 2007年09月23日 19:38
「何故、この題名なのか、よくわかりません」と書いてしまっていますが、後に分かっています。

Posted by 岡島昭浩 at 2014年03月12日 14:48
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