1998年01月18日

守秘義務?(岡島昭浩)


 試験監督をしていると面白い名前などを目にする。でも、これって個人のプライバシーにも関ることなのだろうな。珍しい名前であると、「ああ。あの人はセンター試験を受けたのだ」とわかっちゃうわけで。

 そういえば『JIS漢字字典』でもNTTから提供してもらったデータの扱いに苦労していたようですね。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1998年 1月 19日 月曜日 13:44:04)


 これぐらいはいいだろうと思いますが、『監督要領』に「まる2」というルビがふってありました。

 東北では「にまる」とよぶらしい、と書きましたが(まだ載せてなかったっけ)、それは山形だけだ、という話も聞きました。

 また、「振り仮名」でなく、ルビ、と書いたのは、仮名ではないものが混じっているからです。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1998年 1月 19日 月曜日 14:43:13)


 上の、ありました。山形と追記してました。

目についたことば(括弧)



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1998年 1月 19日 月曜日 14:46:43)


ローマ字なのに「ふりがな」と言ってたのはこちら。

そういえば、「ふりがな」とあれば平仮名で書くし、「フリガナ」とあれば片仮名で書くように私はしているが、ローマ字で書いて欲しければ「hurigana」とでもする? ヘボン式で書いて欲しければ「furigana」にするとか。

目についたことば(ふりがな)



小矢野哲夫 さんからのコメント

( Date: 1998年 1月 19日 月曜日 21:14:11)


 お久しぶりです。センター試験、お互いにお疲れさまでした。「守秘義務」には思い至りませんでした。近所の高校でよく見かける生徒や娘の先輩などが監督していた試験場にいたのです。それは苗字や顔、高校名でわかりました。
そういった故人のプライバシーに関わることではなくて、これも「守秘義務」に属することなのかな、と、岡島さんの「あれこれ会議室」を見て思ったのです。
 というのは、ルビのことです。ボクも「まる1」を今日の授業で取り上げました。さて何と読むのでしょうね? と学生に問いかけました。時間の都合で自分で解答したのですが、このルビ、機能を果たしていないじゃないか、という話です。「1」をどう読むのか。
 「たまご1パック」の読みにしても、「1DK」の読みにしても、必ずしも「ワン」ではありません。「ひとぱっく」「いちぱっく」「わんぱっく」、「ワンディーケー」「いちディーケー」などがあります。そこで「まる1」をどう読むのか。答えは当然「まるいち」だと思いますが、「にまる」とと読む地域があるとか。
 いやはや、発音に直結した読みは難しいです。大阪市営地下鉄の駅名に「谷町6丁目」があります。これの英字表記が「TANIMACHI 6 CHOME」なのです。この「6」を何と読むのか、日本語を母語とする人なら「ろく」ですが、外国人だったら「シックス」になるんだろうか。この土地で生活しているのなら、おそらく「ろく」と発音もし、読みもするだろう。
 とまあ、こんなことをセンター試験をネタに話したのです。
 これは関係ない話ですが、センター試験のマニュアルで今年新しくなった部分の一つに、記入漏れや記入ミス、無記入を確認する項目がありましたね。そこで、去年までは「手を挙げてください」だったと思いますが、今回は「手を高く挙げてください」になっていました。どうしてだろう、今の若者は手を高く挙げることをしないばあいが多くあるのか、昨年の試験で、不利をこうむった受験生の訴えがあったのか、分かりませんが。197人の受験生を監督しながら、時間をもてあますことの多い作業中に、思いを致した次第です。
 おそまつでした。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 1月 17日 日曜日 17:49:23)


 「このじかんから しけんを はじめて じゅけんするひとに しゃしんようしーるを くばりますので てをあげてください」
というのは、ちょっとおちつかないですよね。「そういう人は」というようなことが無いと。
本当は句読点も変なのだが、受験生が耳にするのは音声なので、それにはふれず



kazii さんからのコメント

( Date: 1999年 1月 19日 火曜日 13:29:10)


↑やはり先生方は商売熱心(?)ですね。東大の上野善道先生も、時計をみてぶつぶつ「イチ、ニ、・・・
ゴジュサン、ゴジュシ、・・・」とカウントしながら、「数を数えるときには、拍数が多くなっても韻律の
等時性は保たれる」などいうことを考えてたと、昨年のセンター試験の時分におっしゃてました。
さて、

>東北では「にまる」とよぶらしい、
>「(1)」もイチカッコなどと読んだりするわけだ。これは「カッコトジル」のところで「カッコ」とよぶことになる。

ということですが、これって、「書き順」に従って読んでるのではないでしょうか?つまり、「2を書いてから○」、
「1を書いてから( )」など。漢字などでも部首だけで説明できる字は書き順に部首を挙げていく(「さんずいに
つげるで浩」など)のが自然かと思いますがどうでしょう?



高橋半魚 さんからのコメント

( Date: 1999年 1月 19日 火曜日 21:12:06)


センター試験ネタ、盛上がっていますね。

  僕が奇妙に思ったのは、数学まる2の「解答用紙中上(なかうえ)の黒い太線で……」
というくだりでした。この「中上(なかうえ)」は、たしか3度も出てくる。これを言うのは、
かなり恥ずかしかったです。

 実際の解答用紙も、気持ち左寄りだったような気もしますし。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 1月 18日 火曜日 17:56:36)


今年は外回りでした。寒かった。でも鼻歌を歌いながらでもできるからまあよいか。参考ページの1/14を見て思いました。

「なかうえ」へ1年ごしの反応です。「なか・うえ」と区切って読まないと落ち着かないですね。

中野善夫さん


posted by 岡島昭浩 at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック