(「ことば会議室」の「『へ』『様』に二本線」から分岐しました)
PDFファイルはWebページの保存にも使えるようですね。
私の場合、今までWebページを保存する際には「Secret Agent」
という英国製のアプリケーションを使用してきました。
これは、保存したいページに使われているファイル(HTML,
JPEG, GIF等)を、自分のディスクのcacheから漁ってきて、新たに
任意のディレクトリに保存するというものです。テレビ番組を
ビデオ録画するような感覚です。
類似のソフトは多いような気がしますし、需要もあると
思いますが、あまり使っている人を見かけません。
ただし、これら保存したファイルを後にブラウズするとき
は、URL欄には当然、保存場所のディレクトリが表示され、
オリジナルのURLは表示されません。(リストページが作成され、
そこにはオリジナルURLが表示されます。)
したがって、各ページを印刷したときには、ヘッダにオリジ
ナルURLが表示ないわけです。
印刷時のことを考えると、PDFファイルにしたほうがいいの
かもしれません。ブラウズするだけならば、Secret Agentなどの
ソフトは、オリジナルの原型を留めていてよいと思います。
→ Ariel Secret Agent
池田証寿 さんからのコメント
( Date: 1999年 6月 08日 火曜日 11:49:17)
PDFの欠点は、変更できないことではないかとのことでしたが、
むしろこれを利点としているソフトだと思います。
PDFは文字情報や画像を切り出すことは可能ですが、それらを
レイアウトして作成された一つの「作品」はそのままの形でしか引用できない。
つまり文書のレイアウト自体に大きな価値を認めたソフトとなっています。
ご紹介のSecret Agentはなかなか便利そうですね。特に画像を多用した
ページを後でゆっくり見るというケースでは威力を発揮するように思います。
# 会社ではアクセス制限があるので、自宅でダウンロードしておいたWebページを
# 会社で見る、という話をどこかで読んだ記憶があります。
HTML形式で保存した方がいいと思うページは、いちいちセーブしていたのですが、
画像があると面倒でした。
・文字のスナップ(http://www.xxx.xxx.jp/xxx.htm)
のようなindexをHTMLで作っておくのですが、ご紹介のソフトを使うとそれが
簡単になりますね。いろいろ試行錯誤してみようと思います。
前に私が紹介したやり方は、「本とコンピュータ」という雑誌で
どなたかが書いていた方法です。あとあと自分の文章に引用しよう
と思う場合の一つの方法かと思います。
この手の情報はどこかにまとめてありそうな気もしますね。
岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 6月 09日 水曜日 15:18:18)
池田さんのおっしゃるとおり、変更出来ないことに意義を見出す形式ですね。作ってしまった後で誤植に気付いた場合、このファイルのまま変更出来たらな、と思ってしまうのです。4.0では字句を変更したり、差分をとったり出来るようになるようですね。
キャッシュをローカルに保存するのは、私も時折使っております(最近は、ブラウザがハングアップすることが多くて、キャッシュから復元出来ないことがありますのであまり使っていません)。
この場合、同名のファイルだと上書きされてしまうのですよね。ktbtoday.htmのように、同名ファイルで日々更新、というものに対してやや不便なわけです。
で、私は専ら、ネスケのviewの"page source"で、保存しています。"save as"より手間が少ないのがよいですし、同名の場合には、ファイル名の後ろに数字がつきます(macの場合)。URLは、Macのファインダーで見える「コメント」に残ります。
岡島 昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 10月 31日 水曜日 17:47:18)
PDFとは無関係のWEbページの保存の話題です。
昔のページが見られるというので、まず、弘前大学教育学部のサイトを見てみたのですが、残念ながらrobot対策がして有ったようで、残っていませんでした。
次に、私のページを見てみましたが、97年以降のが残っているようです。
→ The Internet Archive Wayback Machine