親が…… #
Yeemar
- 05/5/16(月) 23:58 -
----
親が……
の続きです。
自分の親のことを人に言うとき「親が」と表現することに違和感を抱いていましたが、あまり、世間ではあまり話題になっていないようです。
ただし、道浦俊彦さんが旧会議室の「自分のことを「女性」「男性」」で「「ボクの父親が」「私の母親が」と「親」をつけて言う傾向」を指摘されています。
西谷元夫『よけいなお世話』(有朋堂 1996.01.31)p.29「親が〜」に、この語をとがめている記述を見つけました。
〔新聞の29歳の女性歌手の談話に触れ〕このように「父親」を「親」「父親」「お父さん」と言っている。他人に対して両親を「親」というのは最近の若い人たちの傾向らしい。この件に関し、この著者の感覚と私の感覚は同じであるようです。
---
思うに人は、幼年時代には親をパパとかママとか父ちゃんとか母ちゃんとか(他人に対して)言い、学校に上がると父とか母とか言うようになる。それが高校生や大学生になると、父が母がと言うのさえ照れ臭くなって、(中略)、父親が、母親が、あるいは親がと言うようになるものだ。
---
とありました。
--
ある時期からまたふと、父が、母が、という言い方に戻ってゆくような印象がある。
--
ともあります。