2005年10月17日

「お」のつき方

【945】
「お」のつき方
 しおかぜ
 - 05/7/18(月) 10:13 -
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はじめまして。しおかぜと申します。
年来、不思議に感じていることがあり、いろいろな方に尋ねているのですが、なかなかすっきりした答えに出会えません。
不思議、というのは次のようなことです。

お母さんが幼い子供に話しかけます。
「ほら、お空に白い雲が…」

このとき、どうして「空」には「お」がつくのに、雲には「お」つかないのでしょうか?

これまで日本語教育関係の方々にご意見をうかがってきたのですが、日本語学・国語学関係の方にもご意見をお聞きしたいと思いまして、書き込みをさせていただきました。



【947】
Re:「お」のつき方
 Yeemar
 - 05/7/19(火) 0:17 -
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▼しおかぜさん:
>このとき、どうして「空」には「お」がつくのに、雲には「お」つかないのでしょうか?


自然物については、「雲・雨・雪・丘・谷・岩・石・森・林・草・海・川」など、多くの場合は「お」がつきません。しかし、「空・山・花・池」などは「お」がつき、さらに、「日・月・星」は「お〜さま」がつく形で使われます。

ここで、「日・月・星」などの天体に「さま」がつく理由は、擬人化のためであることは疑いないでしょう。同様に、「お」も対象を擬人化するはたらきをもつと考えてはどうでしょうか。

「花」は「草」よりも明らかに擬人化しやすいと思われますが、このことは、「花」に「お」がつき、「草」につかない理由となっていると思います。

「空」は何か超越的な存在として人格(神格?)を感じるが、「雲」は「霧・かすみ・雨」などと同じく不定のもので、人格を感じにくいということではないでしょうか。

「山」も同様の考え方でいけそうです。

では、「池」はどうか、ということになりますが、われわれは池を擬人化することができるかというと、ちょっとむずかしそうです。思うに、「池」の場合は、これはまた別の要素が入って来るのでしょう。「お庭」「お池」「お外」というように、「家のまわりにあって、親しみを感じるもの」は、「お」をつけやすいのでしょう。


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