ひとり旅
道浦俊彦
- 05/9/29(木) 22:06 -
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マラソンでトップ独走することや、転じてプロ野球などリーグ戦で他チームを圧倒的に引き離してトップをゆくこと、逆に引き離されて最下位をゆくことを、
「ひとり旅」
という表現を耳にしますが、なぜ「旅」なのでしょうか?
マラソンは「道行き」なので「旅」、野球の場合はペナントレースがリーグ戦で長いので、「旅」のように感じられるから?などとも考えられますが。
いつごろからこのような言い方をするようになったのでしょうか?
【1060】
Re:ひとり旅
NISHIO
- 05/10/3(月) 1:38 -
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競馬でも「ひとり旅」と言いますね。
レースの途中(経過)は「道中」と言いますし。
マラソンとどちらが先でしょう。
【1061】
Re:ひとり旅
NISHIO
- 05/10/3(月) 2:15 -
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自己フォロー。
>競馬でも「ひとり旅」と言いますね。
>レースの途中(経過)は「道中」と言いますし。
見坊豪紀 『ことばのくずかご』 (ちくまぶっくす15、1979) p.40
“独走”の競馬ふう表現〔74・8 73〕
中山の二千メートル、フクジンの一人旅ということになりそうです。(「夕刊フジ」74年6月26日29「今週のレース展望」欄)
参考 レースの途中を競馬用語では「道中」と言う。ますますぴったり。
>マラソンとどちらが先でしょう。
競馬では少なくとも30年前には「一人旅」を使っていたということですね。
表記は「独り旅」もあったかもしれません。正確には「一人と一頭の旅」ですが。
【1066】
Re:ひとり旅
道浦俊彦
- 05/10/5(水) 10:32 -
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NISHIOさん、ありがとうございました。「平成ことば事情」に追記させてもらいました。
ゴルフの宮里藍選手が優勝した日本女子オープンゴルフの記事でも「一人旅」の表現が出てました。