つい読んでしまっていた
岡島昭浩
- 04/4/29(木) 12:18 -
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「つい読んでしまう」
を継承するものです。
学部生時代に大学院の受験勉強をしていた時には、「てにをは義慣鈔」を「てにをは義憤鈔」だと思っていました。なんだか義憤にかられて書いた書だと思ったわけです。
院生になり、序文を読んで、この「義慣」が古今集真名序の「語近人耳、義慣神明」によるものだと書いてあることにより、間違いに気付いたのでした。
外題学問ではいかん、ということですね。
真名序は、
http://www5a.biglobe.ne.jp/~pinewell/waka/kokin/k_manajo.html
ここにありましたが、他にもありそうに思います。
ただ、古今集の歌だけとかは多くても、真名序はあまりなさそう。
(国文学研究資料館にはありますが、自由なデータではないので)
【368】
つい読んでしまう人が居るだろう
岡島昭浩
- 04/9/14(火) 10:13 -
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勝海舟の『氷川清話』を、「氷川きよし話(ばなし)」と読む人が居るのではないでしょうか。
【590】
Re:つい読んでしまう――よしやろう
Yeemar
- 04/12/14(火) 21:42 -
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中村美律子の歌「一本勝負」は、作詞・よしやろう、作曲・岡千秋。
かと思ったら、「やしろよう」という人でした。「よし、一本勝負やろう」というわけではなかったようです。(NHK「歌謡コンサート」2004.12.14)
【594】
Re:つい読んでしまう――よしやろう
NISHIO
- 04/12/15(水) 11:48 -
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仏教学者「ひろさちや」氏の名前を、何度見ても「ひろちさや」と空目してしまいます。数前まで「ひろち・さや」という女性名だと思っていました。
私だけではないらしく、googleで「ひろちさや」が 497 件も出てきます。「ひろさちや」は 10,100 件でした。
【779】
Re:つい読んでしまう
岡島昭浩
- 05/4/2(土) 1:23 -
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「休刊雑誌」というところを見ていて、「月刊くるまえび」……「車海老」ねぇ、と思ったら「月刊くるまえらび」……「車選び」でした。
月刊くるまえらびGRANDE ディーアンドエー 4月号 05.03.01
だそうです。
http://www.zasshipark.com/new/kyuukan_frame.html
【781】
Re:つい読んでしまっていた 「郵便」
岡島昭浩
- 05/4/2(土) 20:26 -
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「郵便」を「タレベン」と読んでしまい、「差入口」が高すぎると思った、という話は、前島密自らが記しているのですね。
森銑三『明治人物逸話辞典』下に引く、前島密「郵便創業珍談」(『漫談明治初年』所収)に、「郵便」という語の難しさに、「かような珍談が幾らもある」と記しています。
『漫談明治初年』は復刊されてて、今でも買えるのですね。
漫談明治初年
【1063】
Re:つい読んでしまった
岡島昭浩
- 05/10/4(火) 14:30 -
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下品かもしれません。
http://d.hatena.ne.jp/nosem/20051003#p1
に見える、ハンガリー語の「結婚まだ?」の片仮名表記、つい読んでしまいます。
「○○、待ちくたびれた」と
タレベン、20数年前に高校の国語の先生に教わって爆笑、全く忘れてて、このブログ読み朝の5時に噴き出しました。(先生お元気だといいな)
”大阪船場の糸屋の娘”の文句にて、忘れてしまった箇所が有り、ここに辿り着いたのですが。楽しく拝見致しました。
有難うございます。
其れにしても、本来活字は正確な読み取りを助けて呉れるはずなのに、時として紛らわしい事になったり、人間のアタマの飛躍?は面白いですね。
私は”つい読んでしまう”だけで無く、
つい”聞こえてしまう”事があります。
何の事かと云いますと、所謂”自動音声”に於いてです。秘めたる願望がモレ出したか、或いは単に自分の未熟さ故かは其の時々ですが、人に尋ねては呆れられて居ります。
また機会有りましたら拝見致したく存じます。2017-OCT-3*