1996年08月23日

【独壇場と土壇場】

 先日、独擅場が独壇場に変わるについて、「ひとり舞台」という語との関連もあるのでは、と書いたが、同様の考え方が、すでに吉沢典男『どこかおかしい日本語』(ゴマブックス1985.10.20)に書いてあった。自分の考えと同じことを既に別の人が思いついているのに気付いた時、くやしい場合と嬉しく思う場合、あるいは単に「ああやっぱり皆そう思うのね」と思う場合があるように思う。この「独壇場」の場合は第三のケース。
 「土壇場」と関連づける人もいたりして……。「土壇」というのは、死刑をする場所の事らしいけど、ドダンじゃないのは何故? とか、何故バが付いたの? とかいろいろ面白そうな言葉ではある。
posted by 岡島昭浩 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 目についたことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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