2005年11月22日

「きずみ」「キズミ」「傷見」(Posted by km)

ごぶさたしております。以前、「小駒勝美」の名で書き込みをしていましたが、今後は「km」と名乗りたいと思います。よろしくお願いいたします。
「辞書にないことば」に以下の文を書き込みたく、よろしくお願いします。

「きずみ」「キズミ」「傷見」
目にはめたり、物の上に置いて使う拡大鏡のことです。「日本国語大辞典」「広辞苑」「大辞林」には掲載がありません。
http://watch-tool.net/battery-exchange/loupe.html

幸田文の「手づまつかい」の中に以下の文があります。『ちぎれ雲』(講談社文芸文庫より。原文は旧仮名遣いと思われます)

「前夜、床へ普通の耳へかける眼鏡ときずみと本一冊とを持ち込み、けさ父は自分でそれらを茶の間へ持って起きて出て来ている。食事が済むと父ははばかりへ、私は煙草盆とその三品を父の部屋の机へいつもの通りに置いてきた。間もなく父に呼ばれて、きずみだけが足りないことを云われた」
(原文は「きずみ」に傍点)
Posted by km at 2005年11月22日 16:45
posted by 岡島昭浩 at 17:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 辞書にないことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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