2000年05月13日

URLについての質問(齋藤篤義)


日本文学等テキストファイル中の「その他」に含まれる「なつかしい童謡・唱歌・寮歌(こんべ007さん)が消失しております。URLが違っているのならお教えください。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 5月 13日 土曜日 17:26:26)


 リンクの管理をちゃんとしておらず、申し訳ないことです。

 おわびにyahooで検索したら、みつかりました。

なつかしい童謡・唱歌・寮歌・わらべ歌・民謡


posted by 岡島昭浩 at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2000年04月07日

リンクのお願い(金子弘@創価大)

今年の授業で、大槻文彦の口語法を眺めようと思ってます。
それで、
http://kuzan.f-edu.fukui-u.ac.jp/goi.htm
にリンクしたんですが、トップにしますか?
貴裕さんのぺーじにもリンクしますけど。

なお、金子のホームページでは、
「語法指南」のとりあえずのテキストファイルをUPしました。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2000年 4月 07日 金曜日 13:30:04)

リンクはどこへでも結構です。
genhen.htmやokugaki.htmへでも構いません。

金子さんのページはこちらですね。↓

幕末明治期電子テキスト


後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2000年 4月 09日 日曜日 7:19:34)

>それで、
>http://kuzan.f-edu.fukui-u.ac.jp/goi.htm
>にリンクしたんですが、トップにしますか?
というのは、やめにしましょうよ。金子さんがウェブページの読者にとって
便利なようにリンクすればいいのです。

>リンクはどこへでも結構です。
というのは、言うまでもなく、当然のことであるはずなのです。


ウェブページのリンクおよびその他の利用について


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2000年 4月 09日 日曜日 13:17:50)

私の、「岡島への連絡」のページの書き方がちょっとわかりにくかったようです。
書き直しておきます。

岡島への連絡


posted by 岡島昭浩 at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2000年03月28日

奈良朝日本語8母音説について(渡邊利道)


はじめまして。渡邊と申します。
ええと、僕は漫画原作者のお仕事をしているのですが、
古代が設定で出てくる話をやることになって、
面白そうなネタなんですけど、ちょっとわからないことがあり、
いろんな人に(サイトで)聞いて歩いていて、
このWebコンテンツで訊いてみたら、とある人に教えられてやってきました。
本来「ことば会議室」のほうに出すべき話題かなあ、
とも思ったのですが、何故か繋がらないのでこちらに投稿します。

「奈良朝日本語8母音87(8)音説」
という古典文学研究の定説がありますけども、
これに対する反論で、
金沢大学の松本克己が金沢大学文学部論集・文学篇第22巻
に書いた「古代日本語の母音組織考ーー内的再建の試み」と、
奈良女子大の森重敏が「万葉」89号に発表した
「上代特殊仮名遣とは何か」という論文について、
何か細かくいろいろと書いてある本を
どなたか御存じないでしょうか?

それと、上記二つの論文以外で、八母音説
に反論している論文なり著作なりがありましたら、
教えて下さいませ。

よろしくお願いします。

それでは。




岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 3月 29日 水曜日 12:27:06)


松本克己『古代日本語母音論─上代特殊仮名遣の再解釈─』1995 ひつじ書房 http://www.hituzi.co.jp/

森重敏『上代特殊仮名音義』(正続)1984,1987 和泉書院

服部四郎の6母音説など、多数あります。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 3月 29日 水曜日 17:08:51)


和泉書院はこちら。

和泉書院



渡邊利道 さんからのコメント

( Date: 2000年 3月 30日 木曜日 3:48:30)


ありがとうございます。
さっそく図書館に行って来ます。


posted by 岡島昭浩 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2000年02月28日

テスト(佐藤)


ちょっとテストさせてください。Yeemarさんの二番煎じです。



佐藤 HP さんからのコメント

( Date: 2000年 2月 28日 月曜日 21:33:28)


これで終わりですので、お許しください。



岡島 さんからのコメント

( Date: 2000年 3月 05日 日曜日 1:39:09)


 「会議室」のトップページと、「最近の発言状況」と、どちらもうまくやるのは、難しいのではと思っていましたが、マックのねすけでも、WindowsのIEでもうまくいっているようですね。


posted by 岡島昭浩 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1999年12月09日

IEとネスケ(ONマック)(岡島昭浩)


 ずっとネスケを使ってきたのだけれど、ふとIEを使ってみる。一長一短。

 ちゃんと調べてみようと思い最新版をインストール。ねこみを入れると、なんとAOLがサインオンしろと何度も請求するようになった。不快感。「起動項目」にも「コンパネ」にも機能拡張にも入っていないようで、外し方が分からない。不快じゃ不快じゃ。

 ネスケは、VER4になってから、使いにくいと思っていた。訪れたページの履歴が画面ごとになっているのだ。「新しいウィンドウでリンクを開」いた場合、VER3のころは古い画面での履歴をそのまま受け継いで新しい画面が開いてくれていたのに、VER4ではそうなっていない。「新しいウィンドウでリンクを開」からだウィンドウでは「戻る」が出来ないのだ。

 IEは、画面ごとではなく、履歴が残っているのが有り難い。行ったり戻ったりしていると、「戻る」がどこに戻るのか分からなくなるのが難点といえば難点。

 IEが不便なのは、ドラッグアンドドロップの弱さ。例えば、この会議室のメッセージ窓の中で、文字列を移動・複写しようとすると、クリップボード経由でしか出来ない。ネスケの場合には、範囲指定からドラッグアンドドロップで移動、オプションキーを押したままでドラッグアンドドロップすれば複写、となるのだが。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 09日 木曜日 16:01:57)


 ネスケ・ネコミの問題、file://云々のローカルファイルを見るときのふるまい。

 ヘルパーアプリケーションで開くファイルの場合、なんとダウンロードしやがる。

 IEでは、そこにあるファイルをそのままヘルパーアプリケーションに放り込んでくれる。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 10日 金曜日 17:33:52)


 フレーム内のソースの表示は、両方とも現在のバージョンでは可能で安心。

 画像を読み込まないように初期設定している場合、ネスケでは頁内の画像を一挙に表示させるボタンがあるし、一つ開く場合でも画像の印をダブルクリックすればよいのだが、IEは一つ一つを「表示していない画像を読み込む」で開かないといけない。特にマックの場合は、マウスボタンが1つなので、右クリックがなくボタンを押し続けねばならないので面倒。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 10日 金曜日 17:37:36)


 ダブルクリックで画像が出る場合も有るのだけれど、そこにリンクがあると、画像は表示されずにリンク先に飛んでしまうようなのです。



岡島 昭浩 さんからのコメント

( Date: 2001年 6月 28日 木曜日 14:28:41)


 その後、ずっとネコミを使ってきたのだが、最近になって、IEに宗旨替え。ネコミで、javaのあるページを読み込んでいる時などに、フリーズすることが多かったので、換えてみたのだ。

 IEでも時折フリーズするが、まあ、少なくなったと言えそうか。


posted by 岡島昭浩 at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1999年12月08日

「2000年問題対策」対策(岡島昭浩)


 福井大学の情報処理センター内のマシンが、2000年問題対策のために、年末年始の九日間に渡って(12/28-01/05)停止します。それには常用のメールサーバも含まれます。加入しているMLなどに連絡しなければ……。

 幸い、DNSサーバだけは、12/31の23:00から1/1の02:00までの停止と言うことですが、いろいろの不具合が想像されます。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 16日 木曜日 17:54:14)


 教育地域科学部のメインマシンも、同じ期間停止するとのこと。
メールのストップ大変です。

これかな



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 22日 水曜日 10:15:17)


 参加しているアドレスから送るメールでしか、メールのストップ指示を送れないMLの場合、こちらのメールサーバが死んでしまったらどうしようもない、予定より早くサーバが休眠に入ったらどうするのだ、と思っていたのですが、考えてみれば、メールアドレスはそのままに、別のSMTPサーバーを使って送ればよいのだ、と気付いて一安心。

しかし、いずれにしろ、数多くのエラーメールが駆け巡るであろうなあ。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 29日 水曜日 21:28:44)


 ああ、早速DNSが死んでいます。このまま1/05まで生き返らないのかも。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 1月 01日 土曜日 0:05:55)


 念のため、テスト。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 1月 01日 土曜日 0:21:32)


 立ち直らない、DNSに業を煮やして、新URLを取得しましたが、あまり効果はないかもしれません。

ASAHIネットのサービス



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 1月 03日 月曜日 23:54:46)


 御用始めでDNSは立ち直るでしょうか。

 異常発見、連絡、SE派遣、……


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1999年12月05日

ゼロの起源について(SERA)


はじめまして。

− → ¬ → 1
= → Z → 2

という事でアラビア数字になっていった事は有名です。
そしてその意味が、途中経過にある数字の形の角度の数に比例する事も。
では、ゼロとはどうなっているのでしょうか?

角度がないから「0」という丸い形になったのでしょうか。
しかし「 円は角が無限大にある物であるという数学的定義 」からすると、
無限大にある「丸」を「ゼロ」とするのもどうかなと・・・・
何か特別な意味があるなら、是非知りたいと思っております。

宜しくお願い致します。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 08日 水曜日 17:25:24)


 他のアラビア数字とはあてた時期が違うのでしょうね。存じませんが、何か分かりましたら書き込みたいと存じます。



UEJ さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 08日 水曜日 18:13:00)


「○」→「中身が無い」と考えれば良いような気もしますが…

とは言いつつ現在のアラビア文字における数字は
いわゆるアラビア数字とは(似てはいますが)違います。
「0」は「・」として表され、「○」と書くと「5」を意味します。


アラビア数字の読み方



道浦俊彦 さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 10日 金曜日 0:24:43)


昔、岩波新書で「零の発見」という本がありました。
その中に何か載っていたような・・・。
確認してないので申し訳ないのですが、ご参考になれば。
著者は吉田某だったとおもいます。


posted by 岡島昭浩 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1999年11月15日

ブスの由来(toko)


ブスの由来についてですが、
あの「トリカブト」の根から取れる附子(ぶす→ぶしとも言う)は猛毒で
一度口にしたら、顔がゆがむ程苦しくなることから、顔の醜い人を
「ブス」と言うようになったと聞きました。これはいつ頃のことなのでしょう?
(78歳の祖母は「ブス」と言わずに「オカチメンコ」といいます。)
愛想の悪い人をよく「ブスっとした表情で……」と言いますが、関係あるのでしょうか?



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 11月 17日 水曜日 14:04:05)


 『日本国語大辞典』を見るに、毒のブスは古くからありますが、江戸時代の『俚言集覧』で「にくみ嫌うべきもの」の意味があるようです。

 「ぶすを食ったような顔」でふくれ面(不機嫌)を意味することも、江戸時代の方言書(仙台)には見えるようです。

 ただ、今言うBUSUというような意味であるのはいつ頃からなのか。存じません。

 役に立たないもの(こと)という意味で使っている方言もあるのですね。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 11月 18日 木曜日 17:18:58)


 ここは「あれこれ会議室」ですが、この手の話題は、やはり「ことば会議室」向けだと思います。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 02日 火曜日 09:52:02)

 「むすめ」のことを「おむす」「むす」などとも言いますが、その濁音減価形が「ぶす」ではなかろうか、という説を聞きました。


 「わか」→「ばか」と似た説ですが、当初から「非美女」をあらわす言い方であったとしたら頷ける説であろうと思います。発生当時の用法を確認せねばなりませんが。


posted by 岡島昭浩 at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1999年10月28日

雑誌「国語学」記事一覧・索引(豊島正之)


標記(但し179集まで)を、下記で公開しています。

http://jcs.aa.tufs.ac.jp/mtoyo/sjl

これは、バグを取るための試験的な公開です。
著作権は、国語学会編集委員会に属します。



豊島正之 さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 18日 土曜日 0:09:28)


198集までを、同じ処で公開しています。
凡例を付し、御指摘頂いた誤植等を修正しました。

http://jcs.aa.tufs.ac.jp/mtoyo/sjl


posted by 岡島昭浩 at 22:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1999年10月17日

「インターネット高羽五郎」計画(岡島昭浩)


 「インターネット高羽五郎」計画、というのを考えております。インターネット上に、国語学研究資料を公開しようと言うものです。質においては高羽五郎氏のものには遠く及ばないものと思われますので、せいぜい「インターネット赤堀又次郎」か「インターネット三ヶ尻浩」を目指すことができるぐらいのものかとは思うのですが、「北陸発信」ということで、高羽五郎氏を目指したいのです。

版本の影印とかの他に、著作権が消失した方の論文の影印なども考えられます。岡田希雄氏とか亀田次郎氏とかのものなど。本当は電子テキストにするのがよいのですが、誤植だらけのものを掲げては、著作人格権を侵害することになるかもしれませんので、画像を主にしておけばよいのではないか、などと思っております。個人のやることですから、傾いたのをまっすぐにしたり、不要な黒いのを取り除いたりすることまでは出来ませんが、それなりに役立つのではないかと思います。

トラフィックを増大させることになってはいけませんから、サーチエンジンや「まあ取り敢えずダウンロードしておこう」とかいう方にご遠慮願う方法とかも考えたいのですが、難しそうですね。良心に待つしかありません。

画像の形式はTIFFでいいでしょうかね。圧縮率が高いので。ブラウザで見るよりもダウンロードしてそれなりのソフトで見て頂くということで。解像度はどうしましょう。400dpiで出すのが面倒でなくてよいのですが、サイズが大きくなるのはいやでしょうか。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 10月 22日 金曜日 11:10:01)


大矢透『仮名遣及仮名字体沿革資料』のカラー画像化を目論んでおりますことは、「仮名字体沿革図」を画像化した際にも書きました。A3という大きさがネックになっておると書きましたが、カラーコピー機で縮小してからスキャナにかければよいのではないかと思いました。A4スキャナでスキャンしてから繋ぐ、というのはとても大変なことでしたから。

で、早速、学内のカラーコピーが置いてある所に行って、カードを作り、一枚目をコピーしました。ちょっと黄色く出ているのが気になりましたが、まあよかろうと思い、二枚目をやろうとするとなんと電源が落ちています。係りの人にみてもらったのですが、結局動かず。

ああ前途多難。



高島要 さんからのコメント

( Date: 1999年 10月 29日 金曜日 15:28:30)


(高羽先生にあやかっての計画とのことですので、ちょっと逸話のようなことを)
高羽五郎先生の国語学資料の印刷は、大きく分けて、3段階で発展(もしくは後退)していきました。
第一段階は、謄写印刷、第二は青焼きコピー、第三段階は電子コピーです。謄写印刷は、部数がせいぜい100余に限られる、青焼きは保存性が悪い、といった短所があって、先生もあれこれ目的に応じて印刷方法を使い分けていたと思います。
最終段階の電子コピーの方式を選んだのは、「体力が弱って謄写印刷が苦しくなった」のが一つ、それからより原物に近い印刷で提供できる点があったと思います。
当初先生は「ゼロックス」と機械のレンタル契約を結びました。それを知った私が、「半乾半湿方式のリコーの方が、先生の意図に合っている」と進言したところ、先生は早速確認の上、契約のやりなおしをしたのです。電子コピー版に、「リコーDTなんとか」と機種名を書いてあるのはそれです。
半乾半湿の方が、コントラストの四捨五入が少なくて、より写真に近いわけで、墨の淡い灰色も写してくれるからです。
高羽先生は、一見古風な雰囲気が感じられますが、実は、技術や道具には、いつも新しいものを求めていたと思います。
生きておられたら、岡島さんの「インターネット高羽五郎」計画なんかには、きっと大いに興味を示されると思います。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 11月 01日 月曜日 19:26:56)


 高島さん。有難うございます。私は高羽先生の雰囲気は書面を通してしか存じませんが、技術を求めるお話は高羽先生を知る方からうかがったことがありました。コピーしたものをわざと日光や風雨に晒して劣化を実験なさったとか。

 謄写・青焼き・電子コピーから、大きく後退することになるスキャナでの読み取りの場合にも、いろいろ悩むところがあります。白黒2値にして解像度を上げるか、解像度は低くとも写真にして濃淡を出すか、ということなどです。写真にして解像度も高く、というのではファイルサイズが膨大になります。また、写真よみとりにした場合、jpegでの圧縮をどの程度にするか、というのも悩むところです。

コピー機はスキャナに比べて「写真モード」でもスピードが早いのがうらやましく、写真モードでコピーしておいてからADFで写真読み込みをするか、などと考えたりもしたのですが、コピー機の写真モードもいまいちですし、間に挟むと劣化も大きいようです。

 ちなみに、これは「プロジェクト・グーテンブルク」という意味合いで、「高羽五郎計画」と呼んでいるものであります。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 9月 27日 水曜日 17:28:54)


 エプソンのスキャナに、透過原稿ユニットを付けた。これを付けなくてもなんとかマイクロフィルムぐらいは読むことは出来たのだが、これを付ければ、ピントの甘さは解消され、マイクロフィッシュも読めるのではないか、と思ったからだ。

ところがどうもうまく行かない。ピンぼけなのだ。解像度の上げようがない。なんか私が下手なのか。

いわゆるフィルムスキャナでは、ロールが読み取れないし、困ったものである。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 9月 27日 水曜日 17:37:42)


 また、UNIXサーバのお勉強と思い、中古で売っていた2万円弱のPCにREDHAT-UNIXをインストールしようとするが、どうしても途中で固まってしまう。「途中」にもいろいろあるので、頭に来る。

 精神衛生上よくないので、とりあえず、Windows95をインストールしなおす。こちらはちょっとのトラブルだけで、動き出した。

 従って、サーバは現状のまま。ただし、分散して置くことを考えた。学部のサーバ、情報処理センターのサーバ、いずれもアカウントがある。asahi-netにほうにもまだ余裕がある。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 9月 27日 水曜日 17:58:35)


 上に書いたのは、RedHat-Linuxで、ちゃんとCD-ROMを買ったのですが、どうも問題発生の仕方が様々なので、サポートを受ける気にもなれない、というわけです。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2001年 4月 10日 火曜日 12:20:50)


 今、職場にあるコピー機は、複数枚をコピーする場合、メモリに溜めておいて、あとで纏めて紙にコピーする、ということになっています。一枚ずつ出すと時間がかかるのです。

お尻からコピーしなくても順番通りに並ぶのが有り難いのですが、紙に出さずにメモリが取り込めたらいいのに、と思います。すごく早いんだもの。

スキャナを買っちゃったのです。「昔のに比べると全然速いですよ」という店員のお薦めにしたがって。でもあんまり速くなかった。
白黒専用、でも早い、というコピー機のようなスキャナが欲しいな。



豊島正之 さんからのコメント

( Date: 2001年 4月 11日 水曜日 3:04:23)



>紙に出さずにメモリが取り込めたらいいのに、と思います。すごく早いんだもの。
>白黒専用、でも早い、というコピー機のようなスキャナが欲しいな。

勤務先では、下記の数種を利用中。お望みのものと思います。

http://www.fujixerox.co.jp/product/docucentre.html

最初は、何か撮り落としたんだろうと思いました。あんまり速いので。
100Base/T でネットワークに繋がっているので、画像転送も速し。




岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2001年 4月 11日 水曜日 9:37:21)


 うーん、いいですねぇ。うちの職場でもなんとかならないかな。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 04月 08日 木曜日 00:30:09)

研究室にネットワークスキャナがはいったのですが、どうにもまだ使いこなせません。


スキャンしたものをメールで送ったりftpで送ったりファイル共有で送ったり、ということが出来る(はずな)のですが、うまくゆかない。「送信失敗」としか出ないのが腹立たしい。

どの時点でのエラーなのかを示してくれないと対策のしようがない。

メールサーバーは見つかっているのか。

あやしげなメールだから跳ねられているのか。

FTPも同様。

ファイル共有では、フォルダが見えるのに、パスワード設定していないのに、「パスワードが違う」などと出る。エラー表示が、やや具体的なのは許せるが。


使いこなすには研究が必要なのだが、時間がないので、不本意ながら紙に出力。その後ADFスキャナでファイル化。とてもむなしい。


そういえば、マイクロフィルムスキャナもせっかく導入したのに、調子が悪い。


posted by 岡島昭浩 at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

没年不詳の人々(岡島昭浩)


 どうにも没年が分からない人が居ます。例えば赤堀又次郎氏。『国語学書目解題』の複製には解説がないし、人名辞典には載っていない。古書通信の訃報索引には無い。どうやら昭和十年代の後半までは生きていらしたようだが、その後のことがわかりません。歴史関係のもので復刻されているものもあるようですが、これはどうでしょう。

同じく本居清造氏。『疑問仮名遣』の解説には著者についてのことは無い。

蒔田稲城氏はどうでしょう。『京阪書籍商史』は、復刻版が二種あるようですが、元版しか見たことがありません。

『日本史研究者辞典』とかいうような本が吉川弘文館から出たらしいのですが、そんなのには載っているのでしょうか。
ちょっとTRCで見てみたら、「1235名を収録」だって。ちょっと望み薄。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 10月 18日 月曜日 11:56:03)


昭和二十五年における本居清造氏の足跡。

松阪年表



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 10月 27日 水曜日 15:37:11)


本居清造氏については足立巻一『やちまた』にありました。下巻152頁(旧版)。昭和38年9.7没。八十九歳。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 11月 02日 火曜日 10:59:02)


 『日本随筆索引』の太田為三郎。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 11月 02日 火曜日 18:00:37)


 『国歌大観』の松下大三郎の共著者、渡辺文雄。同定が難しい。共著者というよりも出資者である、ということを読んだ気もします。

 同定が難しいといえば、『名歌辞典』の中村薫。これも元版しか持たないが、NACSIS-webcatで(1914-)と出るのは、復刻版によるのでしょうか。まだご存命?



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 11月 04日 木曜日 14:50:35)


『日本儒林叢書』などの関儀一郎。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 10月 31日 火曜日 12:17:01)


 こんな掲示板が出来ています。

没年調査協力機構



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 10月 31日 火曜日 12:27:16)


 近くの図書館に本が置いてあればいいんですがねえ。

皓星社



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 12月 04日 月曜日 1:03:59)


 ゴオンチョーを編んだ足利武千代のこと。栃木県の方の郷土資料を探せばわかるかな。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 12月 04日 月曜日 17:37:35)


連濁のライマンの伝記『来曼先生小伝』1937を書いた桑田権平。兵庫県川辺郡小浜村米谷。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 12月 04日 月曜日 17:43:55)


足利武千代について調べるには、栃木県の郷土資料よりもまずこれですね。

足利銀行創立四十年誌



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 12月 04日 月曜日 18:00:42)


『是丈は心得おくべし』シリーズの「加藤美侖」もしくは「加藤美倫」。大正頃の人。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 12月 08日 金曜日 18:08:09)


『現行法律語の史的考察』(昭和5年)の渡部萬藏。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 12月 23日 土曜日 17:59:44)


 『日用舶来語便覧』(明治45)の、棚橋一朗の共著者、鈴木誠一。私は大空社の複刻版は未見ですが、それを見て書誌を取ったであろうものが、棚橋氏の没年は書いてあるのに、鈴木氏の没年は書いていないので。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2002年 1月 23日 水曜日 23:20:38)


 『日本儒林叢書』などの関儀一郎、ですが、『近世漢学者……』の復刻版(昭和41.4)に、今年十三回忌とありました。越後高田に没す。七十七歳。とのことでした。昭和29年になりましょうか。だとすると著作権切れは2005年1月。

関儀一郎



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 17日 月曜日 11:42:12)

 国会図書館の近代デジタルライブラリーで、著作権情報の公開調査が行われています。調査の結果がどのように行かされるのかが不透明な部分もありますが、私が知りたいと思った上記の人々について検索してみました。


赤堀又次郎

本居清造

太田為三郎

渡辺文雄

関儀一郎

足利武千代

渡部萬藏

鈴木誠一


についてが、国会図書館でもわかっていないようでした。

本居清造、関儀一郎については情報提供いたしました。

著作者情報公開調査



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 19日 水曜日 11:57:41)

国会図書館の不明者については、真面目に調査しているのだろうか、と思うものも混じっています。「赤穂義臣伝」中の歌の作者、浅野長矩など。


本題。

渡俊治という、中国語関係ならびに『儒家小誌』を書いた人、早稲田のひとのようですが、わかりそうでわかりません。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 19日 水曜日 12:36:19)

 大川茂雄、南茂樹という『国学者伝記集成』コンビもわからない。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 20日 木曜日 09:50:20)

 そういえば、太田為三郎は、『帝国地名辞典』の復刻版に、遺族についての情報は書いてあるのに、没年は記載されていないのでした。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 04月 12日 土曜日 10:18:06)

国会図書館の近代ライブラリーの不明者調査ですが、浅野長矩、江島其磧、岡島冠山、羽倉用九、三島毅といった、恥ずかしいものについては消されているようです。恥ずかしいものだけでなく、私の報告したものについてはおおむね消されているようですが、どのような情報が明らかになって不明者でなくなったのかは知ることができず、もどかしい思いが残ります。


このスレッドの上の方に掲げたような、赤堀又次郎のような私も国会図書館も知らなかった人物が、どなたかにより報告され、国会の不明者リストから消えたとしても、どのような情報が寄せられて消えたのかが分からない、著作権が残っているか否かも分からないわけです。


年に一度という、データ追加の際に加えられていれば、著作権なし、と考えたいのですが、「著作権保護期間終了の資料及び著作権の権利処理を行った資料を収録」とあるので、そうとも言い切れない、という悲しさです。


この調査は、近代デジタルライブラリーのためだけの調査である、ということです。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 15日 月曜日 09:57:02)

 学士会の会員氏名録が役立つのではないかと思っており、昭和三〇年ぐらいまでのものを五点ほど手に入れておりますが、学士会の会報にも訃報欄があることに気づきました。これも丹念に見て行けばいろいろと情報が収集されることでしょう。旧帝大出身者でも入会していない人もいるわけで、充分ではありませんが、ないよりはましだと思います。


あと、国学院・早稲田など私学関係の人の情報などが収集できるソースがあればよいと存じます。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 24日 火曜日 17:07:09)

まず、上記「加藤美侖」氏がたまたま見つかりました。

小川寅松氏(大正二年に井沢長秀『考訂今昔物語』を刊行した人。尚栄堂)と関係あるのではないかと思い購入した小川菊松氏(誠文堂新光社の創業者)の『日本出版界のあゆみ』(誠文堂新光社 S37.6.1)に載っていたのでした。


292頁に「彼がなくなる昭和二年四月」「三十八才の若さで死去した」とありました。


しかし、小川寅松氏は見当たりません。


さて、たまたま下記のようなものを発見。


他にもあるのかと「著作権者を探し」でググってみたら、これ以外は、おおむねファミコンソフトの著作権者探しでした。

雑誌『住宅』著作権者消息調査



面独斎 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 27日 金曜日 07:09:41)

国立国語研究所のページからです。

国立国語研究所では,博文館から刊行された総合雑誌『太陽』(1895年〜1928年)を対象とした,日本語の資料集「太陽コーパス」を作成し,公開することを企画しています。「コーパス」とは,大量の言語資料という意味で,『太陽』から,1895年,1901年,1909年,1917年,1925年の5年分の全文を取り出した,言語資料集を目指すものです。
というわけで、記事の著作権者を探しているようです。300人以上が不明だそうです。
雑誌『太陽』の著作権調査



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 28日 土曜日 11:45:38)

面独斎さん、ありがとうございます。

「有名な名前があるなぁ」と思いましたが、これは没年調べではなく、著作権相続者の調査であることに思い至りました。

没年調べて著作権が切れていなければ諦める、といかないのが、全文コーパス構築の辛いところですね。

しかも公的機関ですから、きっちりとせねばなりませんし。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 01日 月曜日 23:14:39)

太田為三郎氏は、昭和十七年以前に亡くなっていることがわかりました。『出版人の遺文 岩波書店 岩波茂雄』(栗田書店s43.6.1)の三十頁。昭和十七年十二月の『図書』に掲載された「回顧三十年感謝晩餐会の挨拶」です。

台湾総督府図書館設立の任務を帯びて、今は故人となられた太田為三郎先生が突然店を訪問され、図書購入について私の意見を徴せられた結果、一万円の注文をされたことがありました。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 02日 火曜日 17:54:50)

改造社の円本などの編集の欄に名のある「山本三生」氏は、山本実彦氏であるのか、別人なのか、気になっておりますが、今のところ分かりません。

山本実彦氏であれば、伝記などがあります(1885-1952)。『改造とその時代』2冊、『改造と山本実彦』、『雑誌「改造」の四十年』を見て、発行者の「山本美」氏が、(最初の)夫人であることはわかったのですが、山本三生氏はわかりません。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 18日 木曜日 23:23:06)

太田為三郎氏は、『書誌学』の目次を見ていましたら、追悼文が載っていました。それにあたれば、はっきりすることでしょう。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 19日 金曜日 15:58:42)

 上記、まだあたっていませんが、昭和10年か11年だと思われます。

   太田爲三郎君を憶ふ         橘井清五郎

   吉雨太田爲三郎先生を偲ぶ      宮良 當壮

     (書誌学第6巻第4号)



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 04月 08日 木曜日 00:21:34)

室松岩雄がわからない。これまた多くの校訂をしています。


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1999年06月16日

雑談(岡島昭浩)


 某夫人が、コロンビア大学を修了したとか卒業したとか聴講したとかいう、「学歴詐称」事件がワイドショーで盛んに言われているが、それで思い出すのが、先日の国語学会での清水康行氏のご発表「上田万年の欧州留学に関する記録」。

 清水氏は、上田万年の年譜から得られる情報をもとに、ベルリン大学とライプチヒ大学に照会FAXを送ったところ、ほぼ一週間後に両大学から、資料がコピーで郵送されてきたということである。おそらく即日処理であったろうと。100年以上まえのことですよ、凄いですね。

 ワイドショーの方も、マスコミ各社が勝手にコロンビア大学に電話掛けて聴くんじゃなくて、ちゃんと文書で、「はい、このとおり一切記録に残っていません」て見せればいいと思うんだけどね。同じ内容であちこちから問い合わせがあると面倒だと思うけどなあ。



岡島 さんからのコメント

( Date: 1999年 7月 23日 金曜日 14:24:42)


とにかく暑いです。私の研究室では脳みそが煮えそうです。

図書館では、いつもはパソコンのまえは人がいっぱいなのに、今はなぜか人影すくないのです。
試験に備えて勉強するには、パソコン机ではやりにくいのでしょう。

今日、ようやく授業が終わって、来週が試験。8月2日に会議があって、それでようやく夏休みです。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 11月 12日 金曜日 11:46:46)


 これ、いいなあ。

質問マイクの前に並ぶ方式



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 11月 12日 金曜日 12:03:25)


 書店で、書店の人が電話を掛けている。

「こちた○○書店と申します。いつもお世話になっております。○○という本をお出しかと思うのですが、正確な題名は分からないのですが、……」
(電話の相手が変ったらしく、しばらく経って同じことを繰り返す)
「……、はい、注文なさった方もうろ覚えの題名で申し訳ありませんが、それが品切れかどうかを。え? ニッパンショージ? 電話番号。はあはあ」
(日販のことかな。なんで取り次ぎに回さないといけないのか)
「もしもし、お伺いしたいのですが、○○書店の○○というシリーズ、在庫ございますでしょうか。」
(なんだ、○○書店か。大手じゃないか。取り次ぎに回すのか。ひどい話だ。)
「え? ○○が付くんですか。注文なさった方もうろ覚えの題名で申し訳ありません。あ、ございますか。それお願いしたいのですが」
(この書店、日販と取り引き有るのかな?)
「え? 前金ですか?」
(わっ。そうきたか)
「あの、普通ですと、直接注文の場合には、一ヶ月後……。確実に注文を受けましたので。商品と請求書と納品書。え? 納品書はない、はー。あ、faxで正式に注文を。はい」

うーむ。ひどいな。願わくは、定価で請求してこないことを。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 05月 30日 金曜日 21:35:02)

 サーバーがクラッシュしたときにバックアップが随分前のものだったという私だから、あまりえらそうなことは言えないのですが。


 ある研究会から郵便が来ました。研究会のお知らせです。その中に、通信料節約のためにメールによる案内に移行することを考えていると有り、ついてはメールアドレスをこれこれのアドレスに送ってくれ、と。


 送った。User Unknown で帰ってきた。打ち間違えかと思って確かめたがそうではない。問い合わせてみようと思い、ページを探してみると、連絡先のメールアドレスも同じだった。


 一週間経ち、そろそろ治っているかもしれないと思い、再挑戦したが結果は同じ。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 06月 04日 水曜日 18:37:18)

 冬樹社『遊字典』という本があり、これは後、角川文庫・講談社+α文庫にはいっています。これの1974年7月20日初版第一刷を見ていて気づいたのですが、この本の印刷時の題名は「漢字表現字典」だったのでしょうか。「冬樹社 漢字表現字典□□□□□ 十三折」というのが見えました。そういえば「Prefaceのようなメッセージ」「凡例=モノローグ」にも題名は見えません。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 10月 19日 日曜日 18:09:42)

「皇室と日本語」というスレッドにするほどではないので、雑談にします。「ひながた」というスレッドを立ててもよいのかもしれません。


昨日、歌会始があり、皇室の方々の詠んだ十二首の歌の内、三首が「幸おほかれとわが祈るなり」という下の句を持つものでした。

私は、朝刊で読んだ、通信制高校における作文で、クラスの皆が同じ作文を出した、という話を思い出しました。これはクラスメートが見せあったのではなく、サポート校の指導によるものと言うことでした。


皇室の方々も見せあったわけではなく、なにか雛型を元に歌を作ったところ、三人が同じものを選んでしまった、ということではないか、と推察しています。見せあった方がよかったのではないでしょうか。

(これは2004.1.15に書き込んだものですが、サーバの不調により日付が狂っています)



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 04月 04日 日曜日 23:33:09)

○今の兒女輩《じぢょはい》書《しょ》を観《み》ることを好《この》めり。しかれども國字《いろはじ》をその傍《かたへ》に施《ほどこ》さざれば、また遂《つひ》に得《え》読《よま》ず。刊行《かんこう》の書籍《しょじゃく》は書肆《しょし》只|利《り》の爲にするをもて、字として傍訓《つけがな》をなさゞるはなし。よりて閲者《けみするもの》只|傍訓《つけがな》のみ観《み》て、本文《ほんもん》を讀《よま》ず。故《かゝるゆゑ》に讀《よむ》に随《したが》つて、その字體《じたい》を忘《》れて、生涯《せうがい》文義《ぶんぎ》を悟《さとる》によしなし。さばれ傍訓《つけがな》を刪去《けづりさる》ときは、得《え》讀《よま》ず。これを讀《よま》すれば文義を解《げす》に至《いた》らす。古人《こじん》文字を奴《やつこ》にして、文を作《つく》るものは已《やむ》ことを得ざるにあらす。文章《ぶんしゃう》に和漢《わかん》の差別《さぺつ》あり。和にもあらず、漢《》にもあらざるものは、國字《いろはじ》をもて傍訓《つけがな》を施《ほどこ》すべし、しからざれば雅俗《がぞく》ともにこれを讀《よみ》がたし。字音《じおん》は漢字《かんじ》わたりてよりの事なれど、中葉《なかごろ》より音訓《おんくん》をまじへて唱《とな》ふる故に、和漢混雑《わかんこんざつ》の文にあらざれば、俗子《ぞくじ》に解《げ》し易《やす》からず。和文《わぶん》一變《いっぺん》して和漢《わかん》を合《あは》するものはこれによれり。

馬琴『燕石雑志』巻三


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1999年06月07日

PDFファイル(もしくはWebページの保存)(Yeemar)


(「ことば会議室」の「『へ』『様』に二本線」から分岐しました)

 PDFファイルはWebページの保存にも使えるようですね。

 私の場合、今までWebページを保存する際には「Secret Agent」
という英国製のアプリケーションを使用してきました。

 これは、保存したいページに使われているファイル(HTML,
JPEG, GIF等)を、自分のディスクのcacheから漁ってきて、新たに
任意のディレクトリに保存するというものです。テレビ番組を
ビデオ録画するような感覚です。

 類似のソフトは多いような気がしますし、需要もあると
思いますが、あまり使っている人を見かけません。

 ただし、これら保存したファイルを後にブラウズするとき
は、URL欄には当然、保存場所のディレクトリが表示され、
オリジナルのURLは表示されません。(リストページが作成され、
そこにはオリジナルURLが表示されます。)
したがって、各ページを印刷したときには、ヘッダにオリジ
ナルURLが表示ないわけです。

 印刷時のことを考えると、PDFファイルにしたほうがいいの
かもしれません。ブラウズするだけならば、Secret Agentなどの
ソフトは、オリジナルの原型を留めていてよいと思います。


Ariel Secret Agent



池田証寿 さんからのコメント

( Date: 1999年 6月 08日 火曜日 11:49:17)


PDFの欠点は、変更できないことではないかとのことでしたが、
むしろこれを利点としているソフトだと思います。
PDFは文字情報や画像を切り出すことは可能ですが、それらを
レイアウトして作成された一つの「作品」はそのままの形でしか引用できない。
つまり文書のレイアウト自体に大きな価値を認めたソフトとなっています。

ご紹介のSecret Agentはなかなか便利そうですね。特に画像を多用した
ページを後でゆっくり見るというケースでは威力を発揮するように思います。
# 会社ではアクセス制限があるので、自宅でダウンロードしておいたWebページを
# 会社で見る、という話をどこかで読んだ記憶があります。

HTML形式で保存した方がいいと思うページは、いちいちセーブしていたのですが、
画像があると面倒でした。
  ・文字のスナップ(http://www.xxx.xxx.jp/xxx.htm
のようなindexをHTMLで作っておくのですが、ご紹介のソフトを使うとそれが
簡単になりますね。いろいろ試行錯誤してみようと思います。

前に私が紹介したやり方は、「本とコンピュータ」という雑誌で
どなたかが書いていた方法です。あとあと自分の文章に引用しよう
と思う場合の一つの方法かと思います。

この手の情報はどこかにまとめてありそうな気もしますね。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 6月 09日 水曜日 15:18:18)


 池田さんのおっしゃるとおり、変更出来ないことに意義を見出す形式ですね。作ってしまった後で誤植に気付いた場合、このファイルのまま変更出来たらな、と思ってしまうのです。4.0では字句を変更したり、差分をとったり出来るようになるようですね。

 キャッシュをローカルに保存するのは、私も時折使っております(最近は、ブラウザがハングアップすることが多くて、キャッシュから復元出来ないことがありますのであまり使っていません)。
 この場合、同名のファイルだと上書きされてしまうのですよね。ktbtoday.htmのように、同名ファイルで日々更新、というものに対してやや不便なわけです。
 で、私は専ら、ネスケのviewの"page source"で、保存しています。"save as"より手間が少ないのがよいですし、同名の場合には、ファイル名の後ろに数字がつきます(macの場合)。URLは、Macのファインダーで見える「コメント」に残ります。



岡島 昭浩 さんからのコメント

( Date: 2001年 10月 31日 水曜日 17:47:18)


 PDFとは無関係のWEbページの保存の話題です。

 昔のページが見られるというので、まず、弘前大学教育学部のサイトを見てみたのですが、残念ながらrobot対策がして有ったようで、残っていませんでした。
 次に、私のページを見てみましたが、97年以降のが残っているようです。

The Internet Archive Wayback Machine


posted by 岡島昭浩 at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1999年06月02日

本屋めぐり(岡島昭浩)

 国語学会の土曜日午前中は体があきます。古本屋めぐりをすることになります。

 今回は奈良に出かけました。西大寺の近鉄百貨店で古書市があるのを知っていたからです。京都駅から近鉄特急に乗ります。高いけれど。

 近鉄デパート奈良店は西大寺駅のすぐ横です。催事場にゆき、まず和本の辺りを見ます。あまり面白いのはありません。二年前に同じ会場で見た「言葉のまさみち」がまだ置いてあります。和本の後はなんとなく黒っぽいところ。高いので買わなかったのですが、『ニッポノホン/音譜文句全集』大正6は、面白そうに思いました。レコードに録音されているものを翻字したものです。歌詞カードを集めたやつ、ということになるのでしょうが、歌の他に講談落語などさまざまなものが入っています。6800円でした。高いので代わりに『のど自慢/演芸十八番集』(昭和28)を購入。ほかに雑本をすこし買っておわり。

 近鉄で上本町へ。上本町は近鉄の下車指定駅だけど、難波までも同じ料金なのでキップが取られてしまう。どうせ、なんば古書の町はないのだからまあよいけれど。
 天地書房では、茶道関係の本が一冊百円で6冊ほどあったので購入。「茶」を含む熟語にルビが打たれているか(チャもしくはサ)を見るのによかろうと思ったから。
 二年前にもここでチャンポンを食ったのだが、この日も食す。

 日本橋に行きたい思いがするが、我慢して梅田へ。第2ビルとかに歩いて行く元気はない。京都へは阪急で戻ることにして、カッパ横丁の古書の街へ。
 中尾松泉堂には、「珠玉節用集」とかいうのがあった。買っていません。

 梁山泊にゆくと、近所に新しい店が出来ていると言う案内が有るので、疲れた足を引きずりつつ行って見る。竹田秋樓『博多仁和加集』(大正3)を購入。語末の「バイ」を「ベエ」と表記することが多いのが目につく。「博多の方言」も付いている。

 中津と梅田のほぼ中間だと言うので、梅田に戻り、阪急で京都へ戻る。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 6月 22日 金曜日 23:37:23)

 ブックオフの百円均一コーナーで、『やちまた』の上下が買えてしまうというのは、なんとしたことでしょうか。


佐藤 さんからのコメント
( Date: 2001年 6月 30日 土曜日 23:56:31)

 さきほど、ブックオフの百円コーナーで、現代日本語用例全集1・2を
買ってしまいました(それぞれ100円)。


岡島 昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 7月 02日 月曜日 16:54:37)

 ブックオフ、百円コーナーではない本で、いつか百円コーナーに移動していたら買おう、と思う本に限って、移動しないのですがね。

でも、思いもよらず、「初登場いきなり百円コーナー」みたいな本が、よい本だったりするのですよね。百円じゃなくて定価(本に記されている価格)の半額でも、いや定価でも買うような本があったり。

 ブックオフばなしではありませんが、先日、インターネットで古書(辞典)の注文をしました。するとしばらくしてメールが来て、「実はその本は2冊組みの内の1冊でした。それでも買いますか」。

うーむ、ちょっと調べてみると、3冊組みで出たものらしいし、その古書店の本も分量から行くと、3冊のうちの1冊らしい。
返事「端本であっても、値段はそのまま、ということですか」
その返事「そう、ただ書籍の状況のお知らせのみです」
返事「じゃあ、いりません」

その後、その本がもう一度出ないかな、と思っているのですが、出ませんね。

端本といえば、こんなこともありました。これは現実の古本屋。
和本で、2冊組みの本らしいが、下しかない。紙が挟んであり、「上下2冊1000円」。しかしいくら探しても上が見当たらない。でも欲しい本だったので、聞いてみる。
「これ、下しか見当たらないのですが」
「じゃあ、しょうがないですね」
「え、いや、出来れば、上もあるのでしたら欲しいのですが」
「探しときましょう」
「おねがいします、連絡先はこれこれ……」
「はいはい、2冊で1000円ね。じゃあ、下だけだと、800円貰っときましょう」
「……(うっ、まさか和本にキキメもあるまいが、しかし探索をお願いしたことだし、素直に払おう)、見つかりましたらよろしくお願いします」

その後、その古書店から音沙汰はなかったが、次に訪れた時に、私自身の手で、上を見付けた。値段については忘れた。


佐藤 さんからのコメント
( Date: 2001年 7月 06日 金曜日 1:27:46)

>でも、思いもよらず、「初登場いきなり百円コーナー」みたいな本が、
>よい本だったりするのですよね。

御意。あなどれないですね。かといって、いつもいつも期待できるわけではない。
この辺がおもしろいところでしょうか。私だと、荒川惣兵衛の外来語辞典(定
価1/3だったかな)くらいかな。『展望 現代の日本語』が100円コーナーに
あったのはガックリ。でも、タグは300円だったから、許そうか……

> じゃあ、下だけだと、800円貰っときましょう」

むぅむぅ。和本だと、泣き笑い、悲喜交交ですね。
上下完本と思って買ったら、実は、中巻欠本だったり……
私ではありませんが、古書目録で「文字之引様」とだけあったのを注文した人あり。
氏いわく、表紙も扉もなくなって、「文字之引様」(文字の引き方)という部分が
出て来たのだろう。わざわざ「文字之引様」と称するからには、検索法に特徴の
ある本、「文字」を引くのだから節用集に違いない…… で、その通りの本でした
とさ。私も同じ目録を手にしたのですが、読みきれなかった。


岡島 昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 7月 10日 火曜日 10:16:49)

 寿岳章子・樺島忠夫『女体の科学』

と目録にあった本を、恥ずかしながら注文したことがあります。その目録前後もそのようなタイトルが並んでいたように記憶します。葉書には「『文体の科学』の間違いであろうと思います」と、書かずもがなのことを書きました。だってねぇ。

無事、届きました。


岡島 昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 9月 05日 水曜日 17:26:52)

 ブックオフ100円コーナー、なんと『国語構文論』が……。

 昔、この本が欲しくてねェ、でも古書価格高かったのよ。ある時、1万円を切ってるのを見て、飛び付くように買ったものでした。


岡島 昭浩 さんからのコメント
( Date: 2001年 9月 07日 金曜日 16:21:20)

 昔、『国語構文論』の古書価が一万円を超えていた、というのは記憶違いのような気がして来ました。『語構成の研究』と勘違いしたのかもしれません。

 ブックオフの別の店で、明治書院の国語学関係の講座ものが1冊100円で結構置いてありました。ブックオフの中では古さが際立っていたから、誰も買う人がいないと潰されてしまうかもしれません。口語文法講座など、揃うものもあったのですが、すべてばら売りでした。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 10月 14日 月曜日 20:10:07)

 今日は四天王寺の青空古本市に初めて出かけました。本の値段は本当に下がりましたね。70年代の漫画週刊誌が100円均一で出ていました。

 しかし何と言っても驚いたのが、国語科学講座。2冊100円のコーナーに出ていました。国語科学講座と言ってもバラではないです。箱入りです。それが2冊というか2箱100円。第1集から第12集までありましたから、600円。私は揃いではなく9割方持っているので、買いませんでした。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 10月 15日 火曜日 21:55:34)

 今日は、大阪天満宮の青空古本市に初めて出かけました。今日は最終日で100円均一コーナーが、一袋500円コーナーになるサービスがあったので、月刊シナリオを詰め込んでしまいました。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 10月 27日 日曜日 23:23:05)

 和泉中央の天牛堺書店で菅谷軍次郎『日本漢詩史』というのを980円で購入しましたが、文中に「拙著『支那音韻学史』(未刊)」とあり、ややびっくりしました。どうやら未刊のまま現在に至っているようです。この『日本漢詩史』の中にも韻学に関する記述があることはあります。

 なかもずの天牛堺書店では何も買わず。

 天牛堺書店と書いて、山本善行『古本泣き笑い日記』を思い出したが、今週はその本にいうところの、京都三大祭りの一つ、百万遍古書市があり、私は7年ぶりに行くつもりです。
しかし、この著者の感覚にはなんとなく親近感を覚えました。300円の値段が付いていたら23冊しか買わないであろう本に100円の値段が付いているためにどっさりと買ってしまうなど。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 10月 28日 月曜日 17:04:58)

 天牛書店からネット注文で『隠語大辞典』を1万円で購入。定価が28000なので、つい衝動買い。でも持って置いて損はない。


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 10月 29日 火曜日 11:02:18)

『隠語大辞典』って凄い本ですね。
隠語辞典を網羅して解説も付いているし、いっぺんにどの隠語辞典に載っているかが分かるのですから。
新語辞典でも同じようなものがあると便利なのですが、見出し索引だけでも何冊も引く手間が省けてありがたいものです。

今年、いちばんの掘り出し物は『国歌大観』の初版(明治34〜36年)7分冊本でした。
並製(仮製本)の分冊本はたいてい合本にされてしまうので、分冊の状態ではなかなか見つからないのです。
しかも、2000円!
それから、『大日本人名辞書』の初版(明治18〜19年、4冊)もようやく手に入りました。
こちらは改装本ながら、3500円。
これでやっと、初版から第十一版(昭和12年、5冊)までが揃い、嬉しいかぎりです。


道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2002年 10月 29日 火曜日 21:18:47)

こんな場所で申し訳ありませんが、岡島先生は、もしかして大阪にご滞在なのでしょうか?


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 10月 29日 火曜日 21:46:58)

はい道浦さん、越してきました。引越後でまだ部屋が片づかないので、片づくまでは図書館などにある本は買わないようにしようと思っているのに、衝動買いしたのです。

近くであったのに、これには参加できませんでした。

第12回「ことば」フォーラム
「新聞の漢字」
国立国語研究所,日本新聞協会関西用語懇談会  共催
日程: 2002年10月25日(金)午後3時〜5時
会場: 朝日新聞大阪本社1階アサコム・サブホール
小椋秀樹「漢字表ってなんだ?」
協力:朝日新聞本社編集局校閲部次長 大堀 泉氏
  笹原宏之「新聞の漢字を調べる」
  山田貞雄「漢字の質問あれこれ」
協力:読売テレビアナウンサー 道浦俊彦氏

skidさん、さすがですね。
私も、もう少し系統だった集書をしたいと思うこともあるのですが、安物買いの場所ふさぎばかりです。

第12回「ことば」フォーラム


道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2002年 10月 30日 水曜日 01:17:07)

恐縮です。。。。
「漢字の質問あれこれ」の山田貞雄氏は、国立国語研究所の研究員の方ですが、あの「新明解」の「山田忠雄」氏の御子息だそうです。


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 10月 30日 水曜日 04:09:56)

私も恐縮です。
なにしろ中身の研究をしているわけではないのに、『国歌大観』は初版だけでも5セット買ってしまい、さらに大日本図書の第二版(明40)、教文社の第三版(大7)、続編が加わった紀元社版(大14〜15)と中文館版(昭6)にも手を出しているので、けっこう場所ふさぎです。
そして7分冊本を見つけた同じ店で、以前には『古事類苑』文学部の和装20冊本があったものだから、ついこれも……揃いで2000円でした!
洋装3冊本(明34)は入手済みだから、かさばるのも甚だしい状態です。


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 10月 30日 水曜日 19:07:09)

今日、仕事の用事で神保町へ行ったら神田古本祭りが始まっていました。
普段からしょっちゅう足を運んでいる者としては、掘り出し物の期待は少なく、人込みが増えるばかりで魅力的ではありません。
でも、やめられないんだなあ。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 10月 31日 木曜日 21:37:41)

 行って参りました、百万遍古書市。

 買わなかったけれども驚いたのが、角川古語大辞典の1−3までが各500円。CD-ROMが出ていない頃なら考えられない値段でしょう。かさばるだけにどうかと思ったのですが、ちゃんと売れていました。

 持っているけれども買ってしまったのが、『新明解古語辞典 補註版』。

 前任校に居る間に資料室などで管理していた本が転出時に行方不明になっていて、その本が購入できない場合に、かわりに差し出す本が必要なのですが、その候補としてよいかもしれない、とも思ってみた。

 迷ったけれど、100均で、60年代の『現代用語の基礎知識』を2冊。

 和本は藤井文政堂で3点。


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 01日 金曜日 00:00:32)

60年代の『現代用語の基礎知識』を入手されたとは羨ましい!
50年代、60年代のものはあまり見つからなくて、しかもこの時期は増補版も出ているので、なかなか揃いません。
かえって1948年の創刊号や内容が同じ1949年版はよくあって(毎月のように増刷されていた)、1950年の続編も数冊ずつ持っています。
おまけに創刊号の復刻版も発行時期の違うものが5冊……今年も予約特典で創刊号がもらえるそうです。
さすがに『imidas』『知恵蔵』は諦めました。
こんなのが毎年3冊ずつ増えては、うんざりします。


道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 01日 金曜日 07:24:02)

実は・・・・うちの妻は古本を嫌うのです。「誰が読んだ本かわからないのは気持ち悪い」と言って。そうかなあ。最近の学生さんは、もしかしたら、そういう人が増えているのではないでしょうか?


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 01日 金曜日 07:59:52)

潔癖症な奥様なのですね。
図書館の本を借りることも嫌っていらっしゃるのでしょうか。
昔は貸し出しカードで誰が読んだか分かったものですが……名前だけ分かってもほとんど知らない人ばかり。
古本でしか手に入らないものは、誰が読んだかなんて気にしている余裕はないですから、中身がハズレでなければボロボロでも嬉しいぐらい。
もちろん、大槻文彦旧蔵の『康煕字典』や新村出旧蔵の『広日本文典』を手に入れたときには、舞い上がってしまいそうでした。


道浦俊彦 さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 01日 金曜日 08:51:16)

図書館の本はいいんですって。返すから。家にずっと置いておくのはイヤ、と・・・。私はちょっと書き込みのある本なんかは、「どういう人だったんだろうか?」と想像したりして、おもしろいのですけど。


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 01日 金曜日 20:16:04)

今日は雨が降ったので、青空掘り出し市はやっていませんでした。
目当ての特選古書即売展会場へ行き、一回りしただけでさっさと帰ろうと思っていたのに、変なものを買ってしまいました。
『エンサイクロペディ・フランセーズ』の第18巻(1939年)です。
内容は、印刷・書籍・雑誌・新聞・図書館といったもの。
フランス語はさっぱりダメですが、なんだか面白そうな写真や図版があったし、豚革装の重厚(3kg)な造本に惹かれてしまいました。
買わずに後悔するより、買ってから後悔した方がマシかもしれないので、迷ったら買うことにしています(懐具合によりますが)。
あとは、横井時冬著『消息文変遷』(金港堂、明治27年)を買って退散。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 01日 金曜日 23:17:08)

 私は、新村出旧蔵といえば、論文抜刷ぐらいしか持ちませんが、旧蔵者がだれだか分かると楽しいですね。
 わけのわからない書き込み(というより落書き)とか、弁当の汁とかは、あまりありがたくないのは確かです。

 『現代用語』も系統的に集めているのではないのです。68年と70年でした(まあ60年代)。創刊号は復刻のみ、次号は持っているが、まだ創刊号復刻と同じ場所に並べたことがありません。あとは50年代のが1冊と62年のが1冊ぐらいですかね。
 創刊号復刻などで満足せず、理科年表みたいに全部CD-ROMにしてくれたりすたら嬉しいのですがね。

 さて、私の最近の購書ですが、言語生活の欠号を探そうとか、そういう気持ちは失せてしまっています。それで出かけるときに手帳を忘れてしまっていました。100均に雄山閣文庫がどっさり出ていたのを見たときに、その手帳忘れに気付いたのでした。

 たしかに買わなかった本のことはよく覚えているものですよね。存在だけは覚えていて中身が見られないから悔しいのですよね。


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 02日 土曜日 00:15:07)

『消息文変遷』は衝動買いにすぎないのですが、「日本の古本屋」で検索したら9000円の値を付けている店があってびっくり。
まともな状態で1500円でした。
こういうことがあるから、例の書店は好きです。
でも、買ってはみたけど消息文自体にはあまり興味がなかったりして。


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 03日 日曜日 21:24:35)

神保町に用事があって、またもや古本まつりに。
攻玉社の『改正代数教科書解式』(明治18年)という解答集を買いました。
数学はちんぷんかんぷんですが、出版人は近藤真琴……といえば同年の『ことばのその』と同じ。
この本は、縦書きと同じ本の開き方をするにもかかわらず、横書きの数式に合わせて、縦に組んだ和文を寝かせた状態で混植しているのが面白いと思いました。
ただし、見出しは右からの横書き(=縦書き1字詰め)です。


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 05日 火曜日 20:43:02)

今日も神保町へ行ったついでに『岩波數學辭典』初版第1刷(1954年)を500円で入手。
本扉と奥付だけは、まだ旧字体です。
『広辞苑』の前年に同じ大日本印刷で活字組版をしたことが興味深い。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 11月 09日 土曜日 14:19:54)

 徳島で土曜日午前中に、山本書店、小山助学館東口店、蔵本堂佐古店、クラモト堂書店へ行く。蔵本堂佐古店でのみ購入。ここに記すほどのものはなし。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 01日 日曜日 22:41:44)

11/30土曜日。
 なかもずの天牛堺書店では眺めただけ。三国ヶ丘の天牛堺書店に入ろうとしたところで知人と会い、タクシーに乗って大阪女子大へ。結局この日は何も買わず。


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 02日 月曜日 01:49:10)

12月1日は、平野富二没後百十年記念祭・平野富二碑移築除幕式があり、そのあと懇親会やら二次会やらで、帰宅したら天牛書店などからの宅配不在票がありました。
ネットで数件一気に注文すると五月雨式に届くから、外出しにくいですね。
土曜日は、古本にまじって謹呈本『出逢った日本語・50万語──辞書作り三代の軌跡』が届き、ウキウキ♪


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 03日 火曜日 21:47:48)

 今日は、緑地公園の天牛書店で100円の脚本を5冊などを買い、歩いて関大前へ。

 ブックオフで100円の本を2冊。うち1冊は、宣長と秋成の論争を面白おかしく小説化した本であった。篠田達明『雨月の人』海越出版社, 1992
 文砦では何も買わず。ぼけ書房は1600開店ということでゆけず。

『出逢った日本語・50万語──辞書作り三代の軌跡』


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 07日 土曜日 02:47:10)

金曜日の昼に出掛けて夕方戻ったら、不在連絡票が4枚。
もはや、何を注文したかも覚えていません。
また神保町で、懲りもせず辞書を買いました。
『和英大辞典』三省堂、明治40年(12版)……3版、5版、7版を持っているものの、割合きれいな状態で5千円弱だったので。
『広辞林』三省堂、昭和9年(新訂160版)……新訂版は160版が初版なんですよね。後の版や新訂携帯版などは何冊か持っていましたが。(函入り)
『辞海』三省堂、昭和27年(初版)……6版以降しかなかったので。しかし、初期の版はやけに分厚い。(函入り)
『農業大辞典』上・下、日本評論社、昭和9年(初版)……函入りで背革がきれいで2000円だったので衝動買い。
そのほか『標準漢訳外国人名地名表』(商務印書館、1925年再版)、『口語法事典』(昭和17年)や単行本を数冊。
『辞海』と『農業大辞典』は同じ場所で買ったので宅配便にしました。
ほとんど千円、2千円の買い物ですが、荷物になるのがいやで諦めた辞典もいくつか……いいかげんにしないとなあ。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 13日 金曜日 00:34:18)

水曜日は何年ぶりかで、大阪第一ビルの古書店へ。第三ビルの地下の方には時々行っていたのだが、第一ビルまで足を延ばすのは本当に何年ぶりだろう。このあたりは店も少なく淋しくなっている。古書店でも浪速書林は店売りはしていないようだ。高尾書店で二割引セールをやっていたので、4000円の本を一冊買う。

数日前にネットで注文した廣文庫が届く。28000円+消費税+送料(二箱)などで31290円。一冊当たり1600円程度。でも場所ふさぎだ。床の本を入れようとせっかく作った本棚の隙間がアッと言う間に埋まる。


skid さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 13日 金曜日 07:56:31)

うわあ、『広文庫』はハンパじゃないですよね。
拙宅では、もう床に並べるしかありませんでした。
しかも、初期の大判だし。

天牛堺書店で『ことばの泉』を注文してしまいました。
洋装(仮製本)5分冊本です。
和装の5分冊本は再版以降も出版が続きましたが、洋装本は和装本と同時に1冊ずつ刊行されて完結後に合本となったから、洋装の分冊は最初だけなのです。
家蔵のやつは1冊だけ欠本だったので、つい……。


岡島 さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 03日 月曜日 21:58:01)

 あまり、この会議室とは関係ない、私の古い趣味の名残りであるものを買ってしまったお話です。

 今日、堀晃『梅田地下オデッセイ』を買いました。これは、私が、ハヤカワ文庫JAを全部買う、ということをやめて少し後のものですが、これを持っていないのでは、かつて日本SFのファンだった、とはいいがたい気がしていて、ずっと気になっていたものでした。なかなか見かけませんし、古本ぶんこやさんなどのオークションでも随分高値になっていました。1000円というのは安かったと思います。表題作は作者自身によってオンラインで公開されていますが。

 これを書きながら思い出したのが、福井駅前の古本屋での買い物。店内の均一台に、カッパの小松左京『日本アパッチ族』が帯付きでありました。これはいいものが、と思い刊記を見ると、なんと初版。100円でした。これはかなりびっくり。誰かが大事に持っていたものが出たのかな。

日本の古本屋で検索してみたら「梅田地下」はヒットなし。「アパッチ」は思ったよりも安くて、1000円から5000円の間で何点かヒット。

堀晃「梅田地下オデッセイ」


岡島 さんからのコメント
( Date: 2003年 03月 03日 月曜日 23:24:21)

 今日、フランス文学の先生から、ご自身の書籍との関わりを書いた文を頂きました。「フランス古書の話柄さすがに無きにあらねど」学生時代の購書について書いてあるものでした。読んで私もここに書きたくなりました。

 私が古書店に行き始めたのは、高校時代で、「高校生は入るな」といわれた話は、下に書いてありますが、福岡市博多区千代町の山内書店と明文堂書店、それから博多駅のバスチカで時折催される古書市ぐらいなものでした。
 一度だけ、友人の自転車の後に乗って、東区箱崎の九大近くの古本屋に行ったことがありました。たぶん、地行書店や第一書房、かねた書院、日比谷書店といったところだったかと思います。

 漁っていたのは、主に小説の文庫本ですが、集めていたのはハヤカワ文庫JAで、JA30の筒井康隆『アルファルファ作戦』が、なかなか見あたらなかったのを覚えています(中央公論社から出る前になんとか手に入れましたが)。

 大学の教養部時代は、何を買っていたのでしょう。あまり記憶にありません。三和書房などでなんとなく適当に買っていたような気がします。葦書房はなんとなく敷居が高かったように思います。

 学部に上がってからしばらくは、岩波文庫の黄色帯を探しました。岩波でなくとも古典文学に関するものを。一応500円以上のものは買わないと決めて(角川文庫の『エソポ物語』が800円だったのを買わなかったのは、あとで随分後悔しました)。バイクで福岡市内の古本屋をあちらこちらと回りました。佐賀や久留米・大牟田にも行ったかなぁ。仏文の先生の文章に出てくる、大阪の古書店にはじめていったのは学部の3年生の時でした。
4年生の頃には、もうちょっと集書傾向が広がっていましたかね。

今日のところはこのへんで。

「高校生は入るな」


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 04月 07日 月曜日 23:13:31)

 上の話の続きではありません。

 また、先日、東京へ行ったときに、はじめて南部古書会館の古書市に行きましたが、その話でもありません。

 今日、OAPタワー古本まつりに行きました。あまり沢山の品物はありませんでしたが、『草字彙』を買いました。大正の洋装本ですが、付録が沢山付いていることを知りませんでした。付録に引かれて買ったのです。500円。これは第6版。第3版が1500円であったけどやすい方を購入。

西村時彦『学界之偉人』1000円。懐徳堂関係ですが、杉本梁江堂の出版だったのですね。


skid さんからのコメント
( Date: 2003年 04月 08日 火曜日 08:29:54)

私も付録に惹かれて買いました。
本文596頁、付録414頁なので、付録だけで1冊でもおかしくない分量です。
家蔵本も6版、函入りで2500円でした。
京都の三密堂のラベルがあるから、たぶん新宿のデパートの古本市で買ったのでしょう。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 04月 08日 火曜日 22:53:23)

 この本は、帝国図書普及会の編であるように序文あたりでは見えるのですが、刊記のところに、物集高量の名が見えます。時期的にちょうど、広文庫の刊行が始まった頃ですね。

付録に惹かれた、といいましても、本文の方に和訓が付されているのも気になったところでした。付録の中では、俗語雅訳、雅語俗訳に最も心惹かれました。

俗雅辞典


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 05月 20日 火曜日 00:24:50)

 先週半ばに行った、心斎橋大丸の古書市はなかなか楽しく、財布の中身が少ないのが悲しいことでした。

『字尽重宝記』享保八年版の下(言語世話から)
右字尽重宝記前々より流布有之候
版文字損申候故改メ板行仕候者也

3000円

元禄版の影印と比べたいところです。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 07月 13日 日曜日 00:03:08)

 今日はOMM(大阪まあチャン大豆まあト)での古書市「古書のチカラ」に行ってきました。かなり広い会場で疲れましたが、いくつか買い物をしました。

 ひとつは新村出『新辞泉』。『広辞苑』の前年、昭和29年9月の序文を有するが、昭和31.4.1の第6版。背表紙には「清文堂」、見返しには「清文堂書店」とあるが、刊記(貼り付け)の発行所には「新辞泉刊行会」(大阪市福島区上福島北一丁目六九)とある。NACSISでは、「[東京] : 清文堂書店, [1954]」としている。序文はこれも新仮名とも旧仮名とも解釈できるもの(ただし「っ」は小書き)。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 09日 土曜日 21:22:58)

上で書き忘れたのは「古本音頭」のこと。会場でずっと流れてました。「ほほんのほん」というのが耳に残るところです。

東京出張では、新装なった古書会館に行ったのに、8/1金曜日は開催がなかったこと。新宿に行く時間はなく断念。

神戸の古書市には、時間がなく行けずじまい。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 08月 16日 土曜日 00:03:13)

 京都下鴨納涼古書市。涼しいし蚊も少ないようなのはよいが、雨模様で暗い。

 雑本ばかり買う。体力の衰えを感じ、車中で読む文庫1冊を除き全て宅急便にしたので、なにを買ったのか今ひとつ把握できていない。

 「今年は売れないねぇ」なんて本屋さん同士が話しているのを聞いて、「わたしゃたくさん買ってるよ」と思ったが、よくよく考えると安物しか買っていない。100円均一の他、3冊500円がほとんどで、せいぜい2冊500円
だ。

 現代用語の基礎知識の60年代をまた一つ100円で。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 11月 02日 日曜日 22:29:59)

秋の古書市巡り。書き忘れていました。

10月上旬の大阪天満宮・四天王寺ですが、四天王寺では雨にたたられてしまいました。それでも、漢語辞書を一冊500円で。
天満宮へは初日の10時少し過ぎに。100均では、校本萬葉集の1-10を思わず購入。また本棚が埋まっちゃう。天満宮ではたっぷりと買いました。

京都百万遍の古書市。初日の11時前に行く。臨川書店がないのが寂しい。100均もなんとなく少な目。三密堂でたくさん買う。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 11月 11日 火曜日 09:47:26)

手持ちのほかに2冊目のものをずっと探していた、中公新書、山田俊雄『日本語と辞書』を、ようやく購入。150円。

手持ちのは書込みが多くなっていたので、2冊目は出来れば書込みのないものにしたかったのだが、ラインマーカーでたくさん線が引いてあった。しかし、黒い字での書き込みはなかったのでありがたい。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 16日 月曜日 22:44:34)

年末の梅田大丸は引っ越し直後で行かず。
年始の阪神は行ったけれどあまり買わず。
天満の古書市。100均のものしか買わず。でも『萬葉集古義』12冊も、百均コーナーに全部あったのでついつい。

東京。先週土曜に古書会館。今日も古書会館、神保町で「新宿古書展」。
安いと、ありふれた本でもつい買ってしまっていけません。


佐藤 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 17日 火曜日 01:35:13)

>天満の古書市。100均のものしか買わず。でも『萬葉集古義』12冊も、百均コーナーに全部あったのでついつい。

たぶん小規模だろうと判断して行かなかったのですが、和本とかも出てました?


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 02月 17日 火曜日 11:52:56)

おっしゃるとおり小規模でした。店数も少ない感じで。和本は多分ほとんど無かったと思います。

100均コーナーも狭めで身動きしにくいことでした。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 07日 日曜日 12:03:24)

 神戸三宮のさんちか古書市では何も買わず、後藤書店で少し買う。

 花隈の兵庫県古書会館での古書市に初見参。場所が分からずウロウロするが、地下鉄駅の西口を出てすぐの所に「こちら」というような看板があり、裏道へ誘っている。チラシの地図では大きな道に面しているように書いてあるのが、うろうろの原因だ。

 100円のものを4冊と300円のものを1冊だけ。安物買いなので、「次回から目録を送りましょうか」との声掛けも私には発せられなかった。
 元町商店街ないでも即売会をやっているらしいので行ってみるが、白い本ばかりで何も買わず、そのまま三宮まで歩いて阪急電車に乗る。


skid さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 08日 月曜日 02:57:51)

昨年11月頃から古書市や古書展へ行く余裕があまりなくて、届いた目録を見るのも煩わしいぐらいでした。
それでも、暮れにデパートの古書市で注文したのが『言語学大辞典』世界言語編1〜4巻。
一巻の定価が4〜5万円なので、とうに諦めていたけれど、四巻まとめて2万5000円でした。
そのあと、別巻の世界文字辞典を2万円で買いましたが、こうなったら残りの2巻も半額以下で入手したいものです。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 15日 月曜日 13:56:49)

川西能勢口の西友にある古本屋が、今月末で閉店とのこと。移転等ではないらしい。

それで、普段ならば買わないような本を買う。(もちろん安ければ普段でも買うのだが)

 榎本健一『喜劇放談』明玄書房 昭和31.9.10 1000円

この手の本が好きな人にとっては、安い、と思える値段でしょうが、綺麗な本ではありません。

電車の中で途中まで読んで、面白かったのが、「(「蛍の光」を)ダンス・ホールやキャバレーの閉店のときに演奏するところが最近多いようだが」という記述。「最近」が目についたわけです。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 16日 火曜日 11:10:53)

 上の方で、「佐賀や大牟田・久留米にも行ったかなぁ」と書いたのは、学部生時代に行っただろうか、という意味で、大学院時代には行っています。バイクで、また時に自転車で。

 学部時代に佐賀の古本屋さんに西鉄高速バスに乗って行ったのを思い出しました。坂田賛化堂でしたか(後に福岡の六本松に支店が出来たのでびっくりしました)、等々、お城の堀端の書店を経巡りました。帰路は、今はない国鉄佐賀線で筑後柳河へ出て、西鉄柳川まで歩いて、西鉄大牟田線で戻ってきたのでした。昭和56年8月のこと。


skid さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 17日 水曜日 17:26:26)

N書房にあった6万円の『言海』第二版が売れていたので尋ねたところ、どうやらちくま学芸文庫の関係で、解説を書くM氏が求めたらしい。
大槻文彦解『支那文典』乾を買って帰宅。


佐藤 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 17日 水曜日 20:36:35)

久しぶりに岐阜駅そばのブックオフへ。『言語学大辞典』4・5巻が9500円、
6巻が16500円でした。「四巻まとめて2万5000円」には遠く及びませんが、
御参考に。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 19日 金曜日 14:20:07)

岩波文庫の『今昔物語集 本朝篇(四)』に書き込んで、「180 熊本舒文 1982.8.11」とある。大学四年の夏である。

そういえば、この夏、親の郷里である南島に行き、私だけ先に帰ったのだ。鹿児島の古本屋にも行ったはずだ。西鹿児島から熊本までは肥薩線経由で。「えびの」という急行ではなかったか。(行くときは、夜行の急行「かいもん」であろう。無論、寝台ではない)

鹿児島では何を買ったのか、熊本でほかに何を買ったのかはわからない。購書記録をきちんとつけていないから。

そういえば、大学二年のときに、倶楽部で熊本に行ったはずだが、この時は、古本屋へは行かなかっただろうか。新本屋で何か文庫本を一冊買い、店名の入ったブックカバーを付けて貰うことで満足したのだったろうか。対馬の新本屋で本を買ったときには平凡なブックカバーだったので、店名のスタンプを押して貰ったのを覚えている。
(このブックカバー類も、みんな捨ててしまったが、写真でも撮っておきたかったものだ。金文堂(福岡)のブックカバーさえ手許には一枚もないようだ。ネットで検索してみても、「緑と茶のライン入りのブックカバーがシンボルマーク」などと書いてあるのに画像がないのが寂しい)

二年生の熊本行きの時は、熊本駅の近くでラーメンを食い、博多ラーメンとは違ってニンニクの匂いのきついことに驚いたものだった。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 19日 金曜日 14:51:48)

 四年の夏の熊本の話のつづき(本が出てきたので)。

窪田空穂『現代語訳 源氏物語』改造文庫の(一)、「150 熊本舒文 1982.8.11」。同(五)、「200 熊本天野 1982.8.11」。この二店は上通りに隣り合って有ったのではなかったか。そして、同(二)が、「100 薬院 1982.10.27」薬院とは幻邑堂だろう。そして、三月の内に三冊買ったこの本を、その後二〇年余、一冊も手に入れていないとは。最近は欠本リストをまめに持ち歩いていないとは言え。

(岩波文庫『法華経 中』も「250 熊本天野 1982.8.11」だ)

岩波文庫『葉隠 中』の「120 佐賀」とあるのは、多分、上に書いた1981.8の佐賀だろう。

 


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 03月 31日 水曜日 21:46:51)

枚方近鉄の古書市にも行ってみようかな、と思ってはいたのだが、行けず。

京都近鉄の古書市にも多分行けないであろう。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2004年 04月 06日 火曜日 01:55:58)

OAPの古本市もあるんですね。悲しいことに行けません。
○OAP古本まつり (大阪・桜ノ宮)
         4月10日(土)〜 15日(木)

○四天王寺春の大古本祭り(大阪・天王寺)
          4月24日(土)〜 5月 2日(日)
これには、なんとしても行こう。京都もあるのだろうね。


posted by 岡島昭浩 at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1999年03月04日

どうしたテレビ、談合反響大(岡島昭浩)

 ここ数日、テレビで「ダンゴ3兄弟」ばかり聞かされる。確かに、うちの子達も大変好きな曲であったし、CD化されると聞いた時は買ってやってもいいかな、と思った。

 しかし、テレビ局各社がこぞって報道しているのを聞いて嫌気がさしてしまった。ぜったい買ってやらん。

 最初NHKのニュースで出た時には、こういう宣伝紛いの行為は放送コードとかに引っ掛からないのか、郵政審議会だったか、などと思っていたのだが、民放がそれに追随するのを見て空恐ろしくなった。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 3月 04日 木曜日 10:13:31)

 テレビだけじゃなくて新聞もね。

 CD化を最初に知ったのは以下の記事。

 ヒット曲を出すと、テレビ・新聞などのマスコミも潤うのかな?

中日春秋2/20


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 3月 05日 金曜日 11:25:14)

 CDシングルよりも、「おかあさんといっしょ」の曲調シリーズのCDが欲しいな。

 猿、サルサ
 ラップでサラダ
 モーモーフラダンス

あと、何があったっけな。マンボウもあったような気がします。そういえば「だんごさんきょうだい」と「まんぼなんばーふぁいぶ」って母音の並び具合が似てますよね。


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 3月 05日 金曜日 11:38:33)

 「くるくるマンボ」ですね。
 歌のデータベースもあるページはこちら。

「おかあさんといっしょ」unofficail fanclub


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 3月 05日 金曜日 15:43:16)

 餡団子、というフレーズを聞くと、アンダンゴ・カンタービレと頭の中で思います。


ののまる さんからのコメント
( Date: 1999年 3月 05日 金曜日 16:37:44)

とりあえず、一番騒いでるフジテレビ系は、
発売元のボニーキャニオンやその親会社のニッポン放送が同じグループ内の企業ですから、
はしゃぎ回るのも無理はないでしょう。
またこれでNHKの欺瞞性が露呈された、といかにも利いた風な口を利いて、
一方で買いに走る私でした(^^;)。

だんご3兄弟CD発売


岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 1999年 4月 02日 金曜日 17:38:55)

 すずめがサンバ、というのもありました。


posted by 岡島昭浩 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

1999年02月15日

99年問題(岡島昭浩)


 大学図書館のカードの有効期限が99.3.31とありました。更新しなければなるまい、と思い、その手続きについて尋ねました。

 ところが更新の必要はないそうで、なんと教員のカードの有効期限は9999.3.31にしてあるとのこと。うーむ。2000年問題もびっくり。


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1999年02月10日

Windowsでのdosフィルタ?(岡島昭浩)


ちょっと分かりにくい題で恐縮致しますが、教えて頂きたいことがあります。
私は、PCでデータをいじる場合には殆どDOS窓でやっております。
たとえば、foo.txtというファイルをいじって、bar.txtというファイルに
書き出す場合、
c:\>コマンド [オプション] foo.txt > bar.txt
という具合にします。

しかし、
同じような作業を複数のファイルに対して行なう場合、
やや面倒に感じることがあります。
特に、その作業の安全性が確認されて、
元のfoo.txtは消してしまって構わない場合などです。

こんな時にWindows得意のGUIで、

 あるファイルを放り込んでやると、
 そこで指定されているdosのバッチファイルを実行し、
 元のファイルと同名で書き戻してくれる、

そんなアプリケーションがないものか、
と思っているのですが、いかがでしょうか。

学生などに、テキストファイルいじりを教える場合に、
dosへの恐怖心をやわらげるにも役立つように思うのですが。

dosコマンドの出力をクリップボードに出す、というような
ソフトは有るようなのですが、今ひとつの感がしました。

MACの、sedMAC interfaceやJGAwk Interfaceというようなのをイメージしております。

いかがなものでしょうか。



JGAwk Interface sedMAC interface 山下巌さん



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 1999年 2月 10日 水曜日 17:12:17)


アプリケーションではなく、お考えのイメージとは違うのかもしれませんが、
バッチファイルのショートカットをデスクトップにおく、という手では
いかがでしょうか。

バッチファイルを
===============
sed -f sedscr %1 > %1.tmp
copy %1.tmp %1
del %1.tmp
==============
とでもすれば、結果的にお望みのことが可能だと思います。
あとは、ショートカットのプロパティの「プログラム終了時にウィンドウを
閉じる」にチェックをし、「実行時の状態」を「最小化」にして、
アイコンを適当なものに変えると、それらしくなると思います。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 2月 10日 水曜日 17:53:56)


 なるほど、バッチファイル! 有難うございます。Windows上のバッチファイルで、%1が使えて、ドロップすればそれになるということを存じませんでした。

 Windowsでのバッチについて、調べてみたいと思います。

 ただ、sedMAC interfaceなどは、多数のファイルをドロップできるのがとても便利です。ドロップした後に、順番を確認してから実行、という手順をとりますが、出力は、

  • 各ファイル毎に置き換え
  • 各ファイル毎に新規ファイルを生成
  • 一つのファイルにまとめて出力
  • 1つのファイルにアペンド
  • クリップボードに出力
  • ヌル

と選べるので重宝しています。

 もしこんなことが可能なWindowsのソフトを御存じであれば、お教え頂ければ幸いです。
 Windowsについて、もうちっと勉強せねばならないとは思っておるのですが。



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 1999年 2月 15日 月曜日 12:38:42)


まだお望みのものと少し違うかもしれませんが、awkとsedによるフィルターとして
使って、クリップボードを操作したり、ファイルに書き出したりもできるようです。


WinLPrt



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 1999年 2月 15日 月曜日 12:42:50)


すみません。URLを間違えました。

WinLPrt



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 1999年 2月 15日 月曜日 12:44:09)


かさねがさね申しわけありません。

WinLPrt



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 2月 15日 月曜日 13:07:20)


 有難うございます。



岡島 昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 15日 水曜日 14:35:34)


 まだ試していませんが、こんなのがありました。

Copal



後藤斉 さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 02日 月曜日 17:29:23)

こんなものがあることを知りました。


Longtail Pipeline Construction Kit



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2002年 12月 02日 月曜日 20:56:32)

 これは、なかなか良さそうに思います。最小限セット、というのだけでよさそうですね。


 XPでは、Vzエディターがうまく動いてくれない(常駐がうまくゆかない)ので、コマンドラインが書きにくくて困っているところでした。


 エディターがやってくれたらもっとよいのですが、私の探し方が足りないのか、これというのが見あたりません。自分でマクロを作るほどのないですし……


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1999年01月26日

OCR(岡島昭浩)


e.Typistをバージョンアップしました。

その必要はないかな、とも思ったのですが、「和文中の英字にも対応」というようなことがパッケージに書いてあったので(フルセット)、アップグレード版を購入。

縦書きの中の寝ている英字に対応したのかと思ったのだが、その様子はない。

旧バージョンからの字書変換も裏技風にやらねばならないようで、ようやく変換を始めてくれたかと思ったら途中でハングアップ。

スキャンは相変わらず遅い。濃度自動設定でやった日にゃ……。

認識。遅くなったのでは? パワーのあるマシンでしか使うな、ということか。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 1月 28日 木曜日 16:20:18)


この度のe.Typist for Macintoshはv.4.0とのこと。私が使っていたのはe.Typist97。その前はv.2.0を使っていた。
マニュアルによれば、バージョン3.0以降のものはそのまま使える、とのこと。バージョン3.0って何? いつのまにそんなのが出た? とも思うがまあe.Typist97のことか、と思う。
しかし起動してもユーザ字書を認識してくれない。「学習字書の管理」などでも見付けてくれないのである。いろいろやったが旨く行ったのは次の方法。

まず、デフォルトのユーザ字書で立ち上げる。
デフォルトのユーザ字書を別フォルダに移動。
旧バージョンのユーザ字書をデフォルトのユーザ字書の名前に換える。
「学習字書の管理」で、そのユーザ字書を選ぶ。
そうするとようやく「これはVer2.0かe.Typist97で作られた字書ですから変換します」というメッセージがでる。
でもこの変換が時間がかかった。ようやく終わった、と思ったらそれはindexづくりの終りであり、そこからさらに時間がかかるのであった。


よくなったところはないのか。
今のところ見付けられない。
オート処理のインターフェースが変ったので、あるいは連続処理が50枚という制限がなくなったのではないか、と期待したが、駄目。

G4圧縮TIFFの読み込みも失敗するし。カタログ的には無圧縮TIFFしか書いていないが、e.Typist97では、書き込みは無圧縮になるが読み込みだけは可能だった。

外字が2000から減らされるのではないか、という恐れ(Windows版はそれより少ないという噂で)は杞憂であった。
Windows版も2000になっているのかな。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 1月 28日 木曜日 16:25:49)


 書籍の場合、真ん中に折り目がある。今新たにスキャンする場合には、右と左で歪みが生じないように気をつければとよいのだが(といっても難しい)、昔コピーしたものをシートフィーダで読み込んだ場合が困る。

昔から、綺麗にコピーしようなどとは思っていない。読めればよい、と思っていた。少し位黒くてもいい。薄くてもいい。コピー屋さんに「トナー換えてください」という勇気も無かったし。

この辺は諦めがつく。ところが左右の歪みはなんとかならんものか。

右と左を別ファイルにして、傾き自動補正をかければよいのだが、なにせ連続処理が50枚まで、というのがネックだ。「寝ている間のOCR」がちょっとしか進まないではないか。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 1月 28日 木曜日 16:27:32)


 そうそう、傾き補正の角度が増えたのはいいこと。シートフィーダだと、歪んじゃうことが多いのだ。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 1月 29日 金曜日 15:50:26)


 スキャンが遅い、というのは、同じスキャナを使い、別のソフトでスキャニングした場合と比べて、ということ。

 自宅ではスキャナ(エプソン)に付属しているソフトが、99番目までならがファイル名を勝手に作ってくれて(なんと100番目は10番目に上書きされてしまう、警告も無く)、助かるのだが、学校で使っているやつ(HP)は、それをやってくれず手動でファイル名を書かねばならない。これは面倒。

 e.Typist97は、9999まで大丈夫のようだったが、今度のは999までに減ったようだ。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1999年 9月 27日 月曜日 12:59:30)


Windowsマシン用に、読取り革命を購入。
e.Typistと比べて一長一短ではあるが、全体的にいい感じ。50枚までなどというけちな事を言わないのがいい。

いかんところ。
傾き自動修正にえらく時間がかかるし、時折失敗して「不正な処理で終了」となるところ。
「不正な処理」などで終了しても、それまでの認識結果が残っているのはいいが、覚えさせた文字などを忘れてしまっているところ(単語辞書も同様)
どうも段組みが敏感すぎる。たまたま句読点が左右の行で並んでいたりするとそこを段組みと見なしてしまう。泣き別れである。とても段落ごとの改行には出来ない。とんでもないところが繋がっちゃうから。
e.Typistでは読んでくれていた、縦書きの中の横に二つ並んだ数字を読んでくれない。
「ファイル取り込み」では複数のフォルダから追加できるのに、一括処理では一つのフォルダからしか入れられない。
ファイルの入力順を任意に出来ないみたい。取り込んだ後並べかえるとかも出来ない? 1...9,10,11のようなファイル名の場合が面倒。01...09とリネームすればいいのだがそれも面倒。これはe.Typistでも97は良かったが、4.0では勝手にソートされることがあるので、不便に思っていたのだが。

別話題。
近ごろは、ADFでコピーを読み込む場合には、折れ目のところで切って、読み込むようにした。90度回転の手間も省けるし、紙の引っ掛かり・もつれも少ないようだ。
画像はOCRに掛けた後も捨てない。CD-Rに焼いておくのである。というよりもスキャナを繋いでいるパソコンとOCRをやらせているパソコンは別なのでCD-Rでやっているのだ。
読み取ったコピーは惜しまず捨てる(CD-Rよ消えないでおくれ)。これで少しは部屋が片付くか。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 9月 22日 金曜日 15:57:38)


 この頃は、ちょっと元気になりかかると滅入らせてくれることがおきます。ハードディスクの昇天や、メールボックスファイルの破損など。その度に自分の危機管理能力の低さを思い知るのですが、昨日また。

 OCRソフトの件だから、ここに書いているわけですが、バージョンアップ版が置いてあったので、ついつい買っちゃったわけです。でインストールしました。

再起動後、新バージョンを起動。ところが即座に、不正処理で終了! いろいろやってみたのですが、どうもうまく行かず、インストールし直そうと、新版の方をアンインストール。ところが再インストールしようとして、旧バージョンのあるフォルダを参照させると、「インストールされていません」。旧バージョンの方が消えてしもうた。辞書なんかも移していないのに。

泣く泣く、旧バージョンを再インストールしようとすると、CD-ROMは見つかったものの、シリアルナンバーが見つからない。

相変わらず、起動直後の不正終了しかしない新バージョンもアンインストールして(今度はちゃんと消えた)、今にいたります。

ああ。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 10月 20日 金曜日 16:22:36)


 ようやく、シリアルナンバーを書き写したマニュアルが発見されました。もう諦め掛けてて、新しいOCRソフトを買おうか、ついては、日本語も読める中国語OCRにしようか、などと考えていたのですが、見つかったのでそれは先送り。中国の文献は物凄い勢いで電子化されているようなので、まあ私がやらなくても、という思いも。

 ところで、レンタル落ちの中古PCはどうも困った部分があります。LANボードがついて2万をきる、という値段に目が眩んで買ってしまったのですが、最近はLANボードも安いのね。それはよいとして、SCSIボードを付けようかと思って箱を見ると、妙なネジでとめてある。そこにはオリ……と書いてある。これは普通のドライバーであきそうもない。勝手な増設はさせない、ということなのだろう。プライヤで力任せに開けるか。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 12月 01日 金曜日 17:55:05)


 結局、その中古PCは鍵がないと増設は出来ないようなのだが、鍵などはない。それはともかく、このマシンで認識革命2000が動いたのでよかった。以前のバージョンよりも、段組みの認識がよさそう。
 また、e.typsitのバージョンアップの知らせが来たが、Mac用は私のマシンが非力過ぎて駄目なので、Win用のe.typsitに乗り換えることにした。しかしe.Typistは未だに連続処理は50枚までなんだな。それが無ければよいソフトだと思うのだが。
 そうこうしていると、認識革命2001の案内が。カタログを見ていると欲しくなる。縦書き中の横になっている英文字を読んでくれる・右ページと左ページの傾きがちがっても補正してくれる。
 ただ、認識革命は手動による傾き補正が出来ないが難点だったのよね。e.Typistなら、例えば右半分の傾きに合わせて手動で補正し、その上で右半分を消して左を補正し、そして消しておいた右を張り付ける、ということがで出来るのだが。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 2000年 12月 03日 日曜日 8:43:46)


 使い始めたばかりのWindowsのe.Typistには、「見開き手動補正」というのがあって、ページの切れ目さえ指定してやれば左右の傾き違いを補正してくれる。
 50枚という制限さえなければ、愛用してよいOCRなのだが。

 丁寧に読み取りたい時に使う、という位置付けですね。ただ、認識革命と違って、不正終了の後に立ち上げ直したら、まっさらの状態で立ち上がっちゃう。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 17日 水曜日 22:03:32)

e.Typit、100ページまで読み込めるようになっています。また、終了時の状態で立ち上がる、というモードもあります。

PDF画像の直接読み込みは、一旦AcrobatReaderを立ち上げてファイルに印刷しているのでとても時間がかかります。


見開き補正は、読取革命にもあり、これは、真ん中を指定した後、自動的に補正することもできるし、左右を別々に手動で訂正することもできます。


Chinascanも買いましたが、やや期待はずれでした。1ページずつしか読み込みませんし、認識力も今ひとつの感があります。



Yeemar さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 17日 水曜日 23:34:40)

e.Typistが終了時の状態で次に起動できるというのは魅力的です。これができない私の現状では、OCRで一旦読み込んだ限りは、是が非でもその地点までは校正してから終了する必要があります。


「非・新潮文庫の100冊」という、さまざまな文庫本から寄せ集めた作品をテキストファイル化すればおもしろいだろうと、時々夢想します。もとより、現状では不可能です。しかし、設備によっては個人でも可能かもしれませんね。



岡島昭浩 さんからのコメント
( Date: 2003年 12月 18日 木曜日 00:21:05)

 場合によっては、「作業状態の保存」というのを行うこともできます。大物を作業中に、臨時で小物を入力せねばならぬ時があり、その際など便利です。


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1998年12月15日

Microsoft Encarta(後藤斉)


Microsoftで出しているCD-ROM百科事典Encartaをお持ちの方はとうに
ご存じなのでしょうが、ユーザサポートのページとリンク集があるようです。
正規ユーザでないときちんと使えないのでしょうが、URLを直接指定すれば、
リンク集をみることができるようです。

Microsoftも「情報の共有」によるメリットを享受しているのだから、
あまりコンテンツの独占に走らないでもらいたいものだが…

#satopyさんは「岐阜大学助教授」、岡島さんは「国語学の助教授」、
#yeemarさんは「日本語学の専門家」、私のところは「個人運営」。


Encarta百科事典Webリンクサービス カテゴリー: 民族/言語/神話 ジャンル: 言語



satopy さんからのコメント

( Date: 1998年 12月 16日 水曜日 2:07:33)


後藤さん、お知らせ、ありがとうございました。確認しました。

>コンテンツの独占に走らないでもらいたいものだが…

これ、普通にマイクロソフトにアクセスしている分には、分からないのですよね。だとしたら、立派に商行為の一環になるのでは?

そういうことに加担するために作ったサイトではないのだが。
いよいよとなったら「電網最前線」あたりに投書したりして。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1998年 12月 17日 木曜日 2:10:41)


 コンテンツの独占、そうですね。デジタル化する権利、というのはまだ未確定の要素が強いのにMSはそのような権利を美術品などの購入しているそうですね。
 今後どうなってゆくのでしょう。



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 1998年 12月 17日 木曜日 10:15:25)


>デジタル化する権利、というのはまだ未確定の要素が強いのにMSはそ
>のような権利を美術品などの購入しているそうですね。

はい、私が念頭に置いていたのもこのようなことです。正確にはMicrosoft
そのものではなく、ビル・ゲイツが設立したCorbisという会社である
ようです。

Corbis



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1998年 12月 17日 木曜日 11:36:26)


>のような権利を美術品などの購入しているそうですね。
昨夜、寝ぼけながら、使い慣れないWindows上のATOK12で書いたもので、「所蔵者から」の文節が飛んでしまったようです。

 



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1998年 12月 17日 木曜日 11:41:45)


 ところで、本題のページですが、「国語学助教授」が現代仮名遣いを掲示している、というのは、「国語」という一般的イメージにぴったりで、なんだか気持ち悪いです。自分じゃないみたい。

 あの要約はMS-wordにでもやらせたものでしょうか。



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 1999年 4月 26日 月曜日 10:49:02)


本題のページはリンク集部分が暗号化されてしまったのでしょうか、私の環境では
文字化けで読めなくなってしまいました。

正規ユーザだけを対象としたサービスを否定するわけではありませんが、あらためて:

>Microsoftも「情報の共有」によるメリットを享受しているのだから、
>あまりコンテンツの独占に走らないでもらいたいものだが…

下にリンクしたページもできたようで、私としては何が書いてあるのか、気になる
ところです。

#カタカナ部分の第二バイトはシフトJISコードと同じなようですが、漢字部分の
#変換規則がわからない。


Encarta 百科事典 Web リンク サービスについて



益山 健 さんからのコメント

( Date: 1999年 4月 26日 月曜日 13:33:50)


OEM(437) → ANSI(1252) のコードページ変換がかかっているようです。
シフトJIS を 1バイトずつ, 80→C7, 81→FC, 82→E9, 83→E2 ‥‥
のように変換してしまっているんですね。



益山 健 さんからのコメント

( Date: 1999年 4月 26日 月曜日 14:08:58)


おっと 437 じゃなくて 850 でした。
で, この変換は不可逆なので完全には元に戻らないのですが,
「言語学、諸言語、言語教育および関連領域の研究機関についての豊富な個人運営リンク集。地域別、言語別、学会、プロジェクト研究会、研究者、電子辞書、資料展示などを分類して提供」
のように書いてあるようです。(ひらがな部分は自信なし)



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 1999年 4月 26日 月曜日 14:26:14)


>OEM(437) → ANSI(1252) のコードページ変換がかかっているようです。
>シフトJIS を 1バイトずつ, 80→C7, 81→FC, 82→E9, 83→E2 ‥‥
>のように変換してしまっているんですね。

なるほど。一定の数値の足し引きではなさそうだというところまでは
わかったのですが、そうでしたか。コード表を付き合わせて解読して
みます。どうもありがとうございました。



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 1999年 4月 26日 月曜日 14:29:05)


コード表を探している内にフォローをいただいたようです。

>で, この変換は不可逆なので完全には元に戻らないのですが,
[中略]
>のように書いてあるようです。(ひらがな部分は自信なし)

本当にありがとうございました。



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 1999年 5月 06日 木曜日 18:37:17)


1999年4月26日に挙げたページはそのままでも見られるようになった代わりに、
1998年12月15日に挙げたページは何も表示されなくなってしまいました。残念。
99年版のサポートサイトに正式に移行したのかもしれませんが、まさかこのジャンルで
一つのサイトしか紹介しなくなったということもないでしょう。しかし、
非正規ユーザとしてはこれ以上のことはなかなか分かりません。



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 1999年 12月 04日 土曜日 8:34:15)


>非正規ユーザとしてはこれ以上のことはなかなか分かりません。

大分迷ったのですが、satopyさんの日記でのお勧めもあり、清水の舞台から
飛び降りるつもりでASCII12月号を買い、「エンカルタ百科事典2000」の
体験版をインストールして、様子を窺うことができました。ご報告まで。



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 2001年 6月 01日 金曜日 12:51:15)


正規ユーザの方はご存じなのでしょうが、現在は以下のURLで運用されています。
カテゴリー、ジャンル名が表示されませんが、心がけが悪いからでしょうか。


Encarta百科事典Webリンクサービス



後藤斉 さんからのコメント

( Date: 2001年 6月 01日 金曜日 12:55:51)


あれ、最初にご紹介したURLも復活していたのですね。一見したところ同じデータの
ようです。


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1998年11月19日

切り抜き→既存ファイルへ自動追加(satopy)


ネット上、あるいはテスキトファイルなどを読んでいて、これはと思った内容を、切り抜き・保存したいと思います。が、いちいちエディターを開くのは面倒……

範囲選択・コピー(ウィンドウス95のクリップボードへ転送)、その内容を任意の既存ファイルに(エディタで開かずに)追い書きできるソフトはないものかと探していますが、お心当たりの方、御教示くださいませ。



岡島昭浩 さんからのコメント

( Date: 1998年 11月 25日 水曜日 15:51:56)


 たしかにエディターをいちいち開くのは面倒ですね。

 クリップボードの中身を呼び出すことさえ出来たら、DOSのバッチファイルで「>>」するとか、awkなんかでもできることなのでしょうが、呼び出す方法はないのでしょうね。

 ベクターの/archives/pack/win95/util/text/にある、q_clipとかいうのはどうなんでしょうか。



satopy さんからのコメント

( Date: 1998年 11月 25日 水曜日 18:59:03)


>q_clip

をををっ。
さすが岡島さん。ほぼ、希望通りの動作をします。御教示、ありがとうございました。(私もこのディレクトリィ、開けたはずなのに……)

登録できる既存ファイルは、このソフトのフォルダー下にあること、5つまでに限られること、などもう一息なのですが、作者に要望してみます。

それにしてもIEでコピーしたのが、q_clipにぱっと転送・表示されるのは見ていて小気味よいばかりです。

それでは、取り急ぎ、御礼まで。


posted by 岡島昭浩 at 21:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ■初代「あれこれ会議室」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする